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テーマ:映画館で観た映画(8463)
カテゴリ:映画
![]() 制作データ;2006日/東宝 ジャンル;アニメ 上映時間;115分 監督; 宮崎吾朗 声出演;岡田准一/手嶌葵/田中裕子/香川照之/菅原文太 観賞劇場:8/27(日)チネチッタ川崎 ◆STORY◆ アースシーでは、さまざまな異変が起こり始めていた。竜が共食いを始め、街では人狩りによる人身売買が行われ、まがい物が売られ、麻薬が蔓延し、人々は忙しく動き回っているが生きる目的を失っているように見えた。そして人々は、言葉から成り立つ魔法を信じることができなくなっていった。世界の均衡を崩すものの正体をつきとめる旅に出た大賢人ゲドは、国を捨てた王子アレンと出会う・・・。 *********************************** いくら、評判が悪くても「観たい」と思わせるからジブリ作品ってたちが悪い・・ ![]() ■ヘーゼル☆ナッツ的不満点 1:テーマかわかりにくい 龍と人間の共存できなくなった世界のことなのか?命の大切さなのか? テルーとアレンの絆か、魔法使い合戦か。まぁ、命の大切が正解なのでしょうが、龍の存在 意味がないように思える。出だしの共食いシーンなんか、あとで 「共食いだったの?ただの喧嘩かと思った」と思うほど大したシーンには思えない。 2.アレンの心の闇がつかめない 父親を殺すまでに至った、心の影の深さわからない。 いつから、命がなくなるのが怖くなったのかなど??謎ですな。 3.登場人物が薄っぺらい アレンにしろ、テルーにしろ、大賢人のゲドにしろ、クモにしろバックグランド的なものが見 えない。ペラペラの登場人物では、物語は語れないだろう。 4.テルーって一体何者? ゲドが最初観たとき「!?・・・まさかな(`∀´)フッ」と言ったが、最後までそのセリフの意味が不明。 最後に龍になり、そのあとテルーは普通に人間の姿で暮らしているが一体何者? 龍人間なのか?わからない・・ 5.テルーの感情の変化 アレンに激しい憎しみを感じていたテルーが、歌を聴いて涙しているアレンといきなり 親しげに岩に座って親身に話し始める。いきなり心境の変化!?女心はわかりませんな。 6.声優 岡田君も、手嶌さんもまぁいいのですが、香川さん・・。あなた、ちょっと浮いてました ![]() ■ヘーゼル☆ナッツ的良かった点 1.手嶌葵の歌。上手 ![]() *********************************** <総評>★☆・・・ この映画は、手嶌葵のために存在するのではないだろうか~。 宮崎吾朗監督もいろいろ言われているので、ここでは触れないが、まったくつまんなかったです。 「命を大切にしないやつなんて嫌いだ!」なんて真っ向に言われると、なんだか公共広告機構みたいでした。もっと、テーマを絞って登場人物の背景を濃くしたらいいですね。 目を瞑っていても、あらすじがわかる作品というのも凄いです。 原作を読んでいるとまた違ったのかな。う~ん。残念な作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ヘーゼル☆ナッツさん、お久しぶりです!
私もダメだといわれながらもや~~っぱり見に行きましたよ。^^; で、感想。ヘーゼルさんと全く同じです! >父親を殺すまでに至った、心の影の深さわからない。 これが一番謎。余計なシーンが多すぎて、「だからなんやねん」と画面に向かってぼやいてしまいました。。。 >目を瞑っていても、あらすじがわかる作品というのも凄いです。 まさにその通り!! 結末(テルー=龍)もわかってしまいましたわ。 で、なんでテルーが龍で人間になってなあかんのかの説明が全くなし!「お~~~い!」と叫びたくなりましたよ。 ファンタジーさを宣伝してたのにも関わらず、ファンタジー度ゼロ! こんなのも珍しいです。TB貼らせてもらいますね!(^^) (2006年08月30日 13時25分24秒)
TB及びコメントありがとうございます。
「公共広告機構」うん、言い得て妙ですね。 客足も落ちているようです。 従来のジブリ作品とは、まったく別のもの。 ファンを裏切った監督の罪は大きいです。 (2006年08月30日 14時09分18秒)
こんばんは、メッセージを言葉にしてしまったことが残念ですよね。
言葉ではなく、感じ取らせることで、胸に迫ってくると思うのですが・・・。 残念な映画でした。 (2006年08月30日 19時44分06秒)
こんばんは♪
コメントをありがとうございます。 >公共広告機構 確かに。言えてますね(笑) そんなにまっすぐに言わんでも…と思っちゃいました。 テルーが竜だったというのも「??」 必然性があったのかしら? (2006年08月30日 20時37分39秒)
>公共広告機構
ウケました(笑 確かに映画としてはもっともダサダサな表現です。 どの道素人の手におえる原作では無かったのに・・・ http://noraneko22.blog29.fc2.com/ (2006年08月30日 22時45分50秒)
NAOさん、こんにちは(^^*)♪
原作を読んでいないものには特に「ちょぉ~っと!?」っていう作品でしたよねえ。 これほどまでとは思いませんでした。「どこから面白くなるのかしら」って思っていて クモがアレンを捕らえるあたりから、もうあきらめましたね。 そして、最後のクモの弱いこと・・・で、あの風貌は何かしら? NAOさん、"テルー=龍"をわかったのですか。凄いですね^^ 私は、それすらもわかりませんでした。なぜ龍になったのか その後、説明もないまま、またテラと暮らしていけるのか。 これから人間として生きるのか?他にも龍人間がいるのか? など疑問をあげたらキリがありません。。 でも、同じ感想をもつ方と話すと面白いですね^^ NAOさん、また遊びに行きますね!コメントThank youでした☆ >中年ジュリーさん ジュリーさん、お久です^^こんにちは。 「命を大切に」はまさに栗山千明のセリフですよね。 小さい頃から聞かされている言葉。何をどういう風になぜ大事なのかという 深いところまで突っ込んでもらわないと、子供にも大人にも少々わかりにくいと思います。 本当、監督の罪は大きいですね。でも、かなり評判落ちているので あとは、上がるだけかも知れませんね^^ >ウサコレさん メッセージを言葉にすると言っても、かなり直接的なメッセージでしたよね・・ 大画面で一言。この場面は予告でも何度となくみせられて来ていたので もう飽きていました。テルーがアレンにいきなり怒り心頭というのも どうかと思うし。。がっかりでしたね。 (2006年08月31日 10時03分22秒)
あむろさん、こんにちは♪(^^*)
テルーが竜になってビックリでした。なぜ?なんなの? 小さい頃に親から虐待うけてたって・・親は本当の子供でないと思ったのか 竜人間と知っていたのか。全くもって原作を読んでいない者にとっては理解にくるしみます。 最後、別に竜にならなくっても全然問題ないと思いますよ。 まるで、「千と千尋」でハクが竜になって千尋を乗せたような雰囲気もありましたね。。 >ノラネコさん ノラネコさん、こんにちは♪ 公共広告機構・・ウケたでしょ(^^*) このCMも真正面から言ってるので印象強くって。。。 素人の手におえる原作ではないと言われる原作。。。ちょっと、読んでみたい気になりました^^ (2006年08月31日 10時15分04秒)
あら、こっちにはTBがはいらないー。
ごめんなさい。また後で挑戦します。 お返事も遅くなってごめんなさいね。 おお、斬ってますね~。 確かにちょっとわかりやすいところとわかりにくいところが紙一重ですわ。 人によってかなり受け取り方が違うんだなって、色んな方の記事を読んで思っているところです。 オヤジの背中を見てそだった吾郎ちゃんですからー。少し長い目で見守りたい気分ではあります。 (2006年09月01日 08時44分48秒)
charlotteさん
>あら、こっちにはTBがはいらないー。 >ごめんなさい。また後で挑戦します。 >お返事も遅くなってごめんなさいね。 -------- charlotteさん、こんにちは。 TBの相性あるんでしょうかねえ。こちらこそスイマセン・・・ >おお、斬ってますね~。 >確かにちょっとわかりやすいところとわかりにくいところが紙一重ですわ。 ------- 「命を大切に!」なんていうところは、直接的でわかりやすいというのかもしれませんね。 >人によってかなり受け取り方が違うんだなって、色んな方の記事を読んで思っているところです。 --------- そうですね。多様多種でみんな同じ感想ではないですもんね。 いろんな人の意見を見るのも面白いですよね~ >オヤジの背中を見てそだった吾郎ちゃんですからー。少し長い目で見守りたい気分ではあります。 ----- 次回作がでたら。。。きっとまた見ます^^; 出来の良し悪しはおいといても、ここまで評価が低いとあとは上るだけ。。 頑張って~って感じですね^^ (2006年09月01日 11時01分07秒)
テルーの唄はよかったですよね。
アカペラ好きの私には心癒される歌声でした。 (2006年09月01日 16時26分56秒)
しましま@しましまシネマライフ!さん
>テルーの唄はよかったですよね。 >アカペラ好きの私には心癒される歌声でした。 ----- しましまさん、こんにちは(^-^) うん。唄良かったですねえ。歌詞は、吾朗さんが書かれたと聞きましたが。 ナウシカの時は、安田成美が歌っていましたし、ジブリって新人に歌わせるのが好きなんですかねえ。 (2006年09月01日 17時36分40秒)
ヘーゼル☆ナッツさん。
原作と全然違うんです・・・違うところをあげていくとキリがないんですが・笑 「ゲド戦記」じゃなく、原案の「シュナの旅」をそのまま映画化した方が全然よかったと思われます。 (2006年09月01日 17時37分00秒)
駒吉さん、こんにちは(^-^)
原作と違うのですね。。。なんか、3部作目を映画化にしたと小耳に挟みましたが、 それでもやっぱり忠実に再現なんて無理なのですね。 「シュナの旅」ですか。うん。ちょっと、原作を読んでみたくなりました^^ (2006年09月02日 17時55分22秒)
こんばんは~
ヘーゼルナッツさんはこの手のは守備範囲外かと思いましたが(笑 なんとも中途半端な映画でしたね。 これがジブリオリジナルなら、たぶん、あまり映画を深く観ない層からは絶賛されたんじゃないでしょうか?(爆 でもなまじ原作があるために、消化不良で終わりました。 壮大すぎる原作をちょこっと切り取って1本の映画というのも、何とも無理がありましたね。 (2006年09月02日 20時44分52秒)
rose_chocolatさん、こんにちは(^-^)
う~ん、rose_chocolatさん。よくわかってらっしゃいますねえ。 守備範囲なんです。が!しかし!がやっぱりつくのですよ~ 関係ないですが、ジブリ作品では『ナウシカ』が断トツで好きです(^^*) もう、見ながらセリフを一緒に言ってる自分に気付きます・・・ この作品は、原作者ともめてるとかいう話もききますし、 どうにも転がらない作品でした。 rose_chocolatさんの言われるように、長い作品を一口切って映画にするのは難しいですね。 rose_chocolatさん、コメントありがとうございます♪ (2006年09月04日 10時01分43秒) |