カテゴリ:Art
一本の木を彫って作る仏像を一同に会した展覧会。
雨のせいか、何とか落ち着いて見られる程度の込み具合で、気に入った像の前でゆっくり眺めることができた。 特に私が気になったのは、 菩薩立像/香川・正花寺 聖観音菩薩立像/奈良 連城寺 宝誌和尚立像/京都・西往寺 十一面観音菩薩立像/滋賀・大平観音堂 三十三観音菩薩坐像/小栗山木喰観音堂 それにしても、最後に並べられた江戸期の円空と木喰。 それまで美術品を見る感覚でいたが、ここに至り思わず手を合わせた。 より古い作品との大きな違いは、その作風もさることながら、作者の人生に関する情報が多く残っていることだ。仏像を見て、その作者の人生を想う。だから、そこに祈りが生じたのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 2, 2006 01:57:37 AM
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