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カテゴリ:韓国
陰暦の1月15日は正月大ボルムと言って、韓国語では정월대보름と書きます。
昨日2月26が陰暦の1月15日で小正月に当たります。 この小正月には、色々な風習があります。 新しい年を迎えての初めての満月ということで、一年の始まりに厄払いを行い一年の幸福を願う色んな風習です。 ![]() この日は朝から5つの穀物が入ったご飯と数種類のナムルを食べるのが習慣です。 日本の七草粥の日と似ていますね。 この日は肉が入った食べ物を食べず、キムチなども食べないのだそうです。 (私はサブウェイでサンドイッチ食べちゃいましたが・・・息子が食べたいというので。 ![]() ![]() そして、朝に栗、クルミ、銀杏、松の実、ビーナッツなどの固いナッツ類を置く場でカリっと音を立ててかじって、その殻を庭や屋根に投げるのだそうです。 そうして、今年一年いろいろ悪いことが起こらないように、皮膚病にもならないようにというおまじないだそうです。 私は昨日住民自治委員の人たちと事務所でたまたまピーナッツとクルミがあったので、おいしいなと一生懸命食べていました。今日、気づきましたね。ああ、小正月だったのだと。 また地神踏みというのがあるんですが、これは地の神様を鎮圧して、悪鬼や雑神を追い払って町の安寧と豊作、家庭の多福を祈る民族遊びです。 やり方はその地方によって異なります。 ![]() この時には村で農楽を行ったりもします。 ![]() 「橋を踏む」という風習もあります。これは満月を眺めるのに、とてもいいということもありますが、一年の最初の満月の時に橋を渡るという望月の風習です。 この日に12個の橋を渡ると一年12か月厄を防ぐことができると信じられていました。 ![]() これはチブルノリというもので、穴がたくさん開いた缶に火を入れて、ひもをつけてぐるぐる回すものです。これ、やってみたいんですよねえ。 今でもいろんなところで、お祭りとしてやっています。 ![]() これは「月の家」というもので、昼のうちに青年たちが木などを積み重ねてこういうものを作っておいて夜に燃やします。プサンの方でも盛大にこのお祭りがあったようです。 あちこちで行われたようです。 この中には、福袋に願いを書いて一緒に燃やしたりもします。悪い厄は飛んでいき、願いは福になって帰ってくるというものです。 ![]() 福袋 ![]() 天気が良ければこういう美しい満月が眺めたことでしょうが、今日はあいにく雨で、私も夜遅く 月を探しに出ましたが、見れませんでした。 ![]() ![]() ![]() 昨日は私は週間保護センターで勤務だったので、お昼に院長先生のお母さんが作ってくださった数種類のナムルとご飯をいただきました。 おいしかったです。 (写真はネイバーでお借りしたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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