テーマ:占星術(821)
カテゴリ:05.獅子座のサビアンシンボル
マーク・エドモンド・ジョーンズの獅子座02度のサビアンシンボルは、An epidemic of mumps.「おたふく風邪の伝染」。
この度数ではディーン・ルディアのサビアンシンボルも、もともとのジョーンズのものと同じ、An epidemic of mumps.「おたふく風邪の流行」となつています。 ここでは、強い影響力が周辺に伝播して行くようすが描かれています。それは、みんなが熱くなって行くような、興奮を伴う伝播です。周りの人たちの内側のエネルギーに火がついて、元気さと情熱が呼び覚まされて行きます。 この獅子座02度のありようは、ひとつ前の度数の獅子座01度「脳溢血の症例」で描かれていた、バァン!と打ち出した行動に対する、周囲からのリアクションともいわれています。 そしてまた、この度数のドデカテモリーは同じ獅子座ですので、 獅子座の性質はここではよりピュアに出ています。 獅子座は「火」のサインですが、この火の要素は誰の中にもあります。たとえネイタルチャートで火のサインに天体が一つもないとしても、その人の場合は「奥」や「裏」や「外」などに火の要素があるだけで、火の要素が無い人は誰もいないことになります。 しかしながら、火のサインに主要天体を持っている人同士のほうが、この獅子座01度のアクションと02度のリアクションの関係は、ストレートに起きやすいといえるでしょう。火のサインは、獅子座のほかに牡羊座と射手座があります。 そしてまた個人天体の他にも、火のサインに冥王星がある場合などは、世代的にその人たちの間で火の伝播は起きやすいということができます。火の伝播は瞬間的で、なおかつ強力です。 現在生きている人たちは、獅子座冥王星世代と射手座冥王星世代の2つになります。同世代の人たち同士もお互いに火が付きやすいということができますが、世代が離れていても、獅子座冥王星世代と射手座冥王星世代は、お互いに火が付きやすい根本的に「熱い人たち」である傾向を持つということができます。 アバウトな見方でですが、この獅子座冥王星世代と射手座冥王星世代は、年代的に祖父母と孫になることが多いと言えます。この二つの世代同士は、パワーにあふれるノリの良さを持っています。 ちなみに獅子座と射手座の冥王星の世代の人たちをあげると、次の期間に生まれた人たちです。 順行と逆行があるので日にちまでわかるように書いてみましたが、お生まれになったのがちょうど切り替わりの日の場合は、正確な出生時間がわからないと冥王星のサインを出すことができません。お誕生日がその日にあたる場合は、きちんとホロスコープチャートを出してみる必要があります。 《 獅子座冥王星世代 》 1937年10月07日~11月25日 1938年08月04日~1939年02月07日 1939年06月14日~1956年10月20日 1957年01月15日~08月19日 1958年04月11日~06月11日 《 射手座冥王星世代 》 1995年01月17日~04月21日 1995年11月11日~2008年01月26日 2008年06月14日~11月27日 kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。 ☆ サビアンシンボルを使った『占星術メッセージ』のブログは、《こちら》です。 ☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。 ☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021年07月13日 07時09分20秒
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