暦(こよみ)と、第三ミレニアムの時代。
暦(こよみ)というものは、それを使っている時間・空間において、その秩序のエネルギーが作用することになります。このエネルギーの秩序のことを熟知していた古代の人々は、だから、天皇(支配者)が変わるたびに、暦(こよみ)を変えてきたわけなのですね。日本においては、明治時代のある時から、西暦が使われるようになりました。ということは、日本においては、一般的に西暦といわれるグレゴリオ暦が持っているエネルギーフィールドが作用することになるわけです。もちろん日本以外においても、西暦を使っている国々は、この暦(こよみ)のエネルギーフィールドは、同時に作用することになります。その西暦においてですが、今は2017年。これは、999年までの第一ミレニアム、1999年までの第二ミレニアムに続く、2999年までの第三ミレニアムの時代に入ったということになります。3という数字は、1と2を調停・統合する立場を持ちます。ということは、この西暦における第三ミレニアムの時代においては、二極分裂していたこの地球上の暮らしが、第三の何かに統合される可能性があるということなわけですね。これは、たいへん楽しみなことです。生と死。善と悪。光と闇。男と女。白と黒。北極と南極。などなど、「二極分化されているのがこの地球上の暮らしである」とされてきたことが、そうでは無い、第三の統合地点を見つけて行く可能性が出てきたわけなのです。ということはもしかしたら、これからこの西暦を使っている場所は、今まででは想像もつかなかったようなすばらしい世の中になって行く可能性を、持っているのかも知れません。