龍と蛇 【蠍座の土星】 2012.10/15
ゆうべ、NHKのテレビで、中国の文明に関した番組をやっていました。今まで、伝説上の存在とされてきた「夏王朝」の実在が、証明され始めている、というような内容でした。超大国中国が、巨大な土地と人民を束ねる巨大国家を保持し続けてきた、その一番最初の王朝が、この夏王朝であった、とのこと。そして、そのスタイルは、ラストエンペラーで描かれている最後の王朝まで、えんえんと継続されてきた、とのこと。そして、その支配のスタイルは、神が人を支配するのではなく、人が人を支配するスタイルであった、とのこと。そして国王は、その背後に、龍の存在を、持っていたこと。などが、取り上げられていました。番組の中でも、龍は、想像上の動物、として扱われていましたが、この中国と龍の関係性に注目しながらも、この龍とは、かつて地球上に存在していた恐竜のことであるとしているのが、こちらの吉野裕子氏の本です。十二支 吉野裕子、著きのうは、その前の番組で、アリゾナのガラガラヘビとリスの関係が取り上げられていて、おもしろかったです。一般的には、リスとガラガラヘビだと、圧倒的にガラガラヘビのほうが強いように思われていると思いますが。実は、そうとも限らなくて、リスのしっぽふりふりが、ガラガラヘビを退散させてしまうとのこと。どうして、しっぽをふりふりしただけで、ガラガラヘビが退散するかというと、リスのしっぽふりふりは、ガラガラヘビとリスとの間で、「わたしはあんたがそこに居ることを知っているよ」という、リスの合図となっているからだそうで。リスは、蛇がいることを認識していると、蛇が攻撃できる30センチ以内には、けして近づかないから、蛇もいくらそこに居ても、ご馳走にありつけないので、退散するしかないとのこと。おもしろいものだなぁと思いました。龍や蛇は、象徴として、太古からの深い意味合いを持っていて。深層心理的にも、神話の世界においても、いろいろな世界で取り扱われてきた、シンボルですよね。象徴的、龍退治や蛇殺しは、人間の成長のステップに欠かせないものとされていたり。ゆうべ眠る前に読んでいた本でも、ちょうど龍退治のお話が出て来て、「おおっ!」という感じでした。この深いところを刺激するシンボル、龍や蛇は、占星術の12サインでは、蠍座に相当するものだと思われますので、トランシットの土星が、そこらへんを定期メンテナンスしているのかもですね。「夏王朝と、龍と、統一国家」の始まりなどは、まさしく、「深い深い」蠍座の「社会性」土星という感じです。リスのおはなしは、あたかも、深層の蛇は、その特質に慣れて熟知することで、むやみやたらに恐れずに済むことを、教えてくれているようです。蛇は、存在を無視したり、その存在を知らなかったりすると、襲われたりして命取りにもなるけれど。蛇は、太古の世界では、生命力そのもののシンボルとしても扱われてきたものなわけなので。ゴーンという、宇宙的な、深い暗い響き。冥王星が支配星の蠍座。そこに土星が入って来ていることは、象徴としての龍や蛇のなが~い歴史が、この天体配置の手がかりとしての、ナビゲーターになってくれそうな感じを、きのうは、ふたつのテレビ番組と、読んでいた本から、持ったりもしました。kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 『占星術メッセージ』のブログは、《こちら》です。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。