未来をつくる、暦のパワーについて。
かつては、日の良し悪しに、たいへん敏感でした。日の良し悪しというのは、つまり、手帳やカレンダーに書いてある「大安」「仏滅」という、日の吉凶のことです。大安の日は、まさにハレの日。天にも昇るようなすてきな一日。仏滅の日は、どんよりとして暗い一日。それがほんとうに、暦通りに繰り返されていたので、ますます日の良し悪しのことは気になって、「ああ、来週のいついつは大安だな」とか、「今月の仏滅はいついつだ」のように、あらかじめチェックして、予定を決めていたりしました。☆そもそも、私がいつから、日の良し悪しにデリケートになったのか?は、はっきり覚えています。それは、私の身近に、日の良し悪しをとても気にして生きている人が、出現してからなのでした。「へえ~。日の良し悪しというのは、そんなに気にしなくちゃならないほど、影響力のあるものなのか。」そう思った記憶があります。それで、大安と仏滅を気にするようになったのですね。☆わたしが、その日の良し悪しから解放されたのは、占星術を本格的に学んだ時からです。占星術は、大安・仏滅という暦のサイクルとは、全く合致するところが無い体系だったのです。そして、また、そのもう少し後になってからですが、その大安・仏滅という暦の歴史や、その暦のしくみについて書いてある本を読んでからは、[なぁんだ。」と、全く気にすることは、無くなりました。そうなってみると、とても不思議なことに、大安の日がとても気分の良いすてきな日で、仏滅の日が、どんよりとした重たい日になることは、全く無くなりました。☆「大安をイメージして、良い気分になる」・「仏滅を恐れる」など、感情まで動かすと、潜在意識は、現実とそうで無いものの、区別がつかないので、それが現実化するパーセンテージは、ぐっと上がって行きます。いま書いてきたような仕組みは、気が付いてみると、いろいろなところで、見いだすことができます。たとえば、私たちが持っているこのような癖(くせ)を、逆により良いものとして使ってしまおう!というののひとつが、手帳術なのだと思います。手帳やカレンダーの未来のところに、「なりたいもの」・「欲しいこと」を書き込んで行く。そしてそれを、繰り返し見て、イメージする。これは、潜在意識の中にインプットするための、ひとつの方法です。これは、たとえば私のように、日の吉凶に敏感になり、それが現実化した経験の持ち主などには、とくに有効な方法なのだと思います。☆もうひとつ、この暦についての過去記事が見つかりました。それは《こちら》です。★アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。