カテゴリ:90年代男性グループ
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この前の金曜日に買った「グラディス・リープ」で所有するフェアポート・コンヴェンションのアルバムが20枚に到達しました。 えっそんなに持ってたっけ?って自分でも驚いたのだけど、確認してみたら一番最初に買ったのが「リージ&リーフ」で、2000年の11月頭。ってことは、平均して1年に4枚ペースか…。 フェアポートって名盤扱いしなくても問題ない作品も含まれてるから、「何が何でも全部集めなきゃ」って躍起になるバンドじゃないんだけどね。まあ出してるアルバムの数自体が多いから、持ってないやつを安値で仕入れているうちに自然と増えていくんだろうな。 今じゃジェントル・ジャイアントの25枚に次いでたくさん持っているかもしれないね! んで、すっかり白髪も増えた90年のフェアポートです。 これは2004年4月に300円で購入。って安すぎ。いくら70年前後の作品群とは比べ物にならないほど地味な印象だからって安すぎる。 安ければ安いほど喜ぶ貧乏人な私でも300円まで値下がってるとちと複雑。 実際、こういう値段ってことは内容もそれなりなのかな? まぁ外れでも別にいっかな300円だし…と思ったのも事実でして。 そんなことを考えながら聴いたものだから、第一印象は「おやま。おじさんたち頑張ってるじゃないっすか」という“昔の名前で出ています”的なバンドに抱くようなやつ。 こう、ガツンと来るものはないけど毒気もない無難なフォークロック作品かと予想して聴き始めたわけですよ。でも最後まで聴き終わった時は、これって意外と好作品なんじゃ?って意見に変化しました。 サイモン・ニコルはますますダンディさに磨きをかけているし、蛇腹があるためかちょっとばかしケルトなムードもある。そこへ適度にエレキ弦の登場ですよ。スカッとした太鼓は昔と変わってないし、うん、やっぱフェアポートだなあ。フォークというよりポップス色のが強いような気もするけど、聴きやすいことは確かです。 さすがに勢いの面では20年前より劣るけど、楽曲の質そのものはガタ落ちしてない。アレンジのセンスがいいからなのかな。 気が付けばピーター・ブレグヴァドなんてゆー滅茶苦茶意外な選曲もしてるぞ。 ●1:ここではトラッド扱いになってるけど、コッパー・ファミリーが作者とクレジットされているとこもあり。シャーリー・コリンズとアルビオンの仲間たちによる「ノー・ローゼズ」(71)はコッパー家作ということになっている。ちなみにニコルさんはエレキギターで参加してます(ここでは歌とアコギと12弦ギター)。 ●6A:イアン・キャンベル・フォーク・グループ「ニュー・インプレッションズ」(67) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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