カテゴリ:90年代男性グループ
ボーイズ・オブ・ザ・ロックなのかラフなのか迷うところですね。 検索かけてみたらロックの方がヒット数多かったんで私もそれで行くことにしますね。 アイルランド・スコットランド・イングランドの混合チームで結成は1967年。息の長いバンドです。 歴代メンバーにはディック・ゴーハンなんて大物もいるんだけど、どうにもメジャーになりきれていないような… まぁディック・ゴーハンが大物って言ってる時点で一般的には「誰それ? 大物っても知らねーし(笑)」ですよねぇ。でもいいんだ! 気にしないんだ! だって有名になりすぎるのも嫌だしさ! コンスタントに作品を出し続けている彼ら、これは通算だと15作目ぐらいですね。 んで25周年記念盤。四半世紀ってすごいな。しかもいまだに現役。 10代で全アイルランドのフルート・チャンピオンに輝いたカハル・マッコネルをはじめ、演奏は非常に安定しています。 突出したプレーヤーがいるというよりは全員が等しく鳴らしている感覚かなあ。 等しく鳴らすとは言ってもせーの!で合奏というのではなく、このリールはフィドル、このソングはピアノ…みたいに何かひとつの楽器が前に出てきているんだけど、主役とその他大勢って感じじゃないんだよね。 それにしても熱血の二文字が似合わないなー。 総じておとなしいね。ダンス曲たくさんやってるけど体育会系の雰囲気皆無だし。せいぜい文系がちょっと汗かいてみた…違うな、汗すらも似合わないな。 このバンド焦ったり慌てたりすることなさそう。。 歌入りは1、3、9、12。 頼りなさげなショボン感がもうね、絶妙なのよ。 優しい歌なんだよねー。ピアノ伴奏の3とか超定番アイルランド民謡の12とかさ、ぬくといよ。 8分間を費やすラスト13は各人の名人技を堪能できます。 突っ走ってはいないけどスリリングだよ。 本作に参加している5人のうち今でも正式メンバーなのはカハル・マッコネルとデイヴ・リチャードソンの2人だけなんだけど、カハルとデイヴ以外のメンバーはフィドラーズ・ビドのケヴィン・ヘンダーソン、ビギニッシュのブレンダン・ベグリー、スカイラークのガリー・オブライエンの3人。なんなのこのバンドなんなの!?って取り乱すレベルのスーパー・グループになってると思いませんか!? 勲章までもらっちゃったアリ・ベインが脱退したってなんのその♪ フィドラーはシェットランド出身に限る!っておふれでも出てるのかしら。 http://www.boysofthelough.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/24 07:15:52 AM
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