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カテゴリ:本
電気自動車のテスラやロケットのスペースX、 最近ではTwitterの買収で話題のイーロン・マスク。 買収後のすったもんだの報道でマスクに興味をもったので、 話題の伝記「Elon(イーロン・マスク)」を読んでみた。 マスク氏の 「楽観的?挑戦的?そんなことは知らん。やる。やり遂げる。 地獄なんぞものともせず必ずやり遂げると神に誓うんだ」 「弱い心では業界に革新をもたらすなどできるはずがない」 等の発言や 数か月休みなしx泊まり込みの作業でプロジェクトを成功させた などの数々の逸話から 歴史に名を刻むような事を為すには、想像を絶する覚悟と努力が必要と。 上っ面で物事を語るだけでは何も変えられない、 自分は小さなと新年早々にダメだしされた感じ 年末年始にぴったりの一冊で2024年やる気がでました 2024年1冊目 期間:2023年12月28日~2024年1月5日 題名:Elon(イーロン・マスク)上巻 著者:ウォルター・アイザックソン 翻訳:井口 耕二 出版:文藝春秋 (2023/9/13) 内容(出版社より) 1,349位本(Amazon本ランキング) イーロン・マスク 初の公式伝記。 世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』伝記作家だからこそ描けた傑作。 ●気になったフレーズ ・「もっとインパクトの大きい仕事がしたいと思いました」 ⇒大学生でインターンでこの発言… 同じ年代の私はこの頃ろくなことしてなかったな。なんか恥ずかしい ・マスクはスティーブ・ジョブズと同じタイプだと思っているんです。 とにかくクソなヤツはいるものだ、と。 ところが、ふたりともすごい成果をあげています。 ⇒「もしかして、あの性格と成果はセットなのか?」と続く。 ついついカリスマが必要なのかと思ってしまうが、 カリスマが失敗し退場させられた例は本にならないので、 カリスマが本当に必要かはわからない… ・あの状況で『がんばろうぜ』ですよ。感動しました。 ⇒スペースXで3回連続で打ち上げに失敗した後に直後のマスク氏の励まし。 もの凄いレジリエンス力。見習いたい ・車をはハードウェアではなくソフトウェアだととらえるなら、 どんどんアップグレードしていけることになる ⇒テスラのこの考え方が大好き。売り方も変わる気がするよね。 ・オートパイロットで人がひとり死ぬと、 人間のミスで100人が死ぬ以上の騒ぎになるのが現実である ⇒事故をどれだけ減らせたかも評価してほしいとマスクが訴えているが、 その通りだと思う。 一方で、統計数が少ないので比較できないような気もする… ・マスクのアルゴリズム 第一戒:要件は全て疑え 第二戒:部品や工程はできる限り減らせ 第三戒:シンプルに最適にしろ 第四戒:サイクルタイムを短くしろ 第五戒:自動化しろ ⇒要件を疑うことをもっと意識したい ・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなるからだ。 仲間を苦しい立場に追いこみたくないという意識が生まれがちだからだ。 ⇒私の弱点がこの「仲間を苦しい立場に追い込みたくない」との意識。 この甘さを改善したい ・自分がやりたくないことを部下にやらせてはならない ⇒やらせたくないので、自分でやってしまうのだが… やらないで済むような方法をもっと考えるようにしたい ・気が狂いそうな切迫感をもって仕事しろ ⇒私が今これやったら誰もついてこないだろうな リスクは全てマスクが判断していると述べられていた。 責任をとれる判断者が明確になっていることは非常に重要であると思っている。 ただし、判断者に対してすべての情報を開示していること、 判断者に預ける前に十分に議論されていることが必要 マスクの周りには優秀なメンバーが揃っているので大丈夫なんでしょうね。 マスクと私は同い年。まだまだ精力的に頑張れる年代なんだと、改めて実感!! 歳を理由とした弱音を吐かず、もっと頑張らないと 下巻も楽しみ 元旦夕方に発生致しました、能登を震源とする「令和6年能登半島地震」にて、 被害に合われた皆様にお見舞いを申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.07 12:05:26
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