モーツァルト その9
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト1756年1月27日ザルツブルグ生まれ 1791年12月5日ウィーン没交響曲 第25番 ト短調 K・183(1773年)モーツァルトの交響曲は、第1番(8才の時の作曲)から第41番まであります交響曲第25番は17才のときの作品で10代の作品の中で最もよく聴かれるもののひとつです モーツァルトの数多い交響曲の中で、短調は「第25番」と「第40番」の二曲だけでいずれもト短調です「第25番」を≪小ト短調≫と呼ばれています モーツァルト父子の3度目のウィーン旅行から帰って ザルツブルグで完成されました当時ウィーンの芸術運動に“疾風怒涛”という悲壮な情感が好まれていたのでその影響があると思えます 規模は小さいですが、内容は深く、わずか17才の青年モーツァルトが書いた“疾風怒涛”の心の嵐です。 緊密な構成と全曲にみなぎる迫力、効果的なオーケストレーションはいずれも素晴らしく、胸に強く訴えてくるものがあります 聴き応えのある曲です アレグロ/アンダンテ/メヌエット/アレグロの四楽章編成第一楽章の主題は映画「アマデウス」の冒頭に鳴りひびきました 激しい感情の爆発と青春のさけびが感じられます第2楽章は長調のソナタ形式です第3楽章は管楽器だけの演奏でオーボエの旋律がのびやかで和やかな気分を 醸し出しています第4楽章は盛り上がりの部分で第1楽章のリズムを再現して 全体の統一をはかっています青年モーツァルトの心境に触れることが出来ますヨ ****************************************************************1stアルバム「マーメイド伝説セレクション版CD」好評発売中!残数わずかです↑HPにjampしていただくと、試聴でき、通販もしていますヨ。♪