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「日本はもうゲーム先進国ではない」…ゲームリパブリック社長・岡本氏
これはもう10年前から言われているんですけどね。 と、いうか日本のゲームの作り方って基本が「枯れた技術の応用」が得意なんですよ。例えるならハリウッド映画と邦画の違いみたいなもので。 で、ゲームの「技術力」って一体なんでしょうか?それを考えたとき、物理演算とかシェーダー技術とか、そういうのはあくまで「リアルに見せる」技術であって「ゲームを面白くする」技術ではないと。 その証拠に据え置きゲームの市場は現在、日本ソフトのシェアは落ちていますが、逆に携帯ゲームのソフト市場は圧倒的です。(といっても任天堂が強すぎるのですが) 日本のゲーム市場は海外から見ると本当に特殊です。世界で500万本売れたソフトがたった2万本程度しか売れなかったり、逆に欧米では考えられない紙芝居型のノベルゲームが市場の一翼を担っていたり。 ハリウッド型に合わせてゲームを作ろうとすると、そんな資金や技術のあるメーカーは大手を除いてほとんどありません。しかも、完成したソフトは他の洋ゲーと技術差を比べられます。 だとしたら「日本独自の」ゲームで勝負するしかない。幸い、アメリカでも携帯市場は据え置きハードと肩を並べようとしています。昔から「低いスペックで面白いもの」を作るのは得意な日本人の得意分野かと。 この岡本氏の持っている危機感は「そういうゲームしか作れない企画者」が泡を食っているんだと感じます(現にゲームリパブリックの岡本さんってカプコン独立後、ヒット作を何も出せていませんから) ゲーム市場の中心がアメリカになったのであれば、後追いではなく、そのアメリカに逆に売り込める「変わったもの」を作れる頭を使いたいです。 無理に相手の土俵で相撲を取る必要はありません。 |
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