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ネット上で同窓生の情報を登録し、リンクするサービス「この指とまれ」が、突然のサービス停止&支援団体による活動再開の報道がありました。
一部では「個人情報が流出するのではないか」という不安があったようですが、良く考えてみると、ネット上の、しかも無料サービスに氏名や生年月日、学歴まで気軽に登録することを、個人情報が流出することを恐れる人は最初から怖いと思わなかったんでしょうかね? ちなみにこの「ゆびとま再建委員会」も、元々の株式会社この指とまれ から委託承認された、とだけ書かれているよくわからない団体ですし(よくわからないから悪い団体、ということではありません)母体会社が姿をくらました(会社住所が引き払われている)状況で、誰を信用できるか?ということになってしまいますよねえ。 ここ最近、不況の影響もあってこの手のネットで普及している無料サービスが破綻してきています。これは結局、ネットで利益が出るほどお金を稼ぐのがいかに難しいか、利用者が多ければ多いほどサーバー料などコストが掛かるのに対して、広告などだけでは追いつかない、という、ネット特有の問題があります。 通常の商売であれば客が増える=売り上げが増える、という構図になるのですが、「ネットはタダ」信仰が根強い現代では、未だにお金を払ってサービスを利用する、という感覚が薄い(携帯アプリのように一般化していない)ネットでは、利用者が多いほどまったく商売にならないという・・・例えるならデパートの試食コーナーにばかり客が並ばれて、商品がまったく売れないようなものです。 タダほど高いものはない、という言葉がありますが、お金を払うというのは相手の活動維持と契約保持の意味もあります。倒産したら個人情報がどうなるか、なんて誰にもわかりません(それこそ勝手に担保にされているかも) 世の中、あらゆる便利さがタダで回るほど出来ていない、ってことで。 ちなみにこのBlogもタダで利用できるものですから、いつサービスを切られてもおかしくないんですよね。そのために個人情報も含め「消えても問題のないこと」を書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.02 08:04:23
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