マンガ雑誌を買い続けているのですが、いわゆる週刊少年誌のうち、未だに定期的に買い続けているのはチャンピオンだけなんですよね。ジャンプやサンデー、マガジンを買っていた時期もありましたが、今は好きな作品の連載終了と共にやめてしまって、でも、なぜかチャンピオンだけは買い続けている。(他の雑誌も私は基本3本以上読みたいマンガがある場合、買うように心がけているのですが)
なんでしょうか・・・他の3大雑誌が、いわゆ大手チェーン店の画一化した味だとしたら、チャンピオンはこう、地元のお店みたいな温かみ、というか、読者と作り手の距離の近さを感じています。
もちろん、毎回面白いマンガがある訳ですが、それ以上に他の雑誌には載らないような荒削りの新人の作品が連載になったり、ずっと名前を知らなかったマイナーマンガ雑誌のベテラン作家がひょいと面白い作品を書いたり・・・とにかく飽きさせない。
かといって、いわゆるサブカル系雑誌までいかないマンガなので、読んでいて歯ごたえがありつつ、面白い。
他の大手作品がその雑誌のテンプレートに乗ったような作品が多い中、作者の個性がゴリゴリあるので、これが逆に他誌に大きく売り上げ差をつけられている理由なんでしょうね。
ただ、面白いのは雑誌不況で他の3誌が軒並み部数を落としているのに対し、チャンピオンだけわずかながら増えているという・・・これはやはり、本当に面白いマンガには必ず支持者がつく、ってことでしょうな。
と、いうわけで20年来のチャンピオン好きです。
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