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ニコニコのdアニメでたまたま「クッキングパパ」を見る機会がありまして。
原作はモーニングで150巻を超えいまだ継続中の超長期連載お料理漫画。そのアニメも確か自分が子供の時にテレビでやってたなあと懐かしく見ました。 調べてみるとアニメは1992年。ですからもう30年も前のアニメなんですね。九州福岡を舞台にした料理が得意なサラリーマン荒岩主任が妻と息子のために毎回グルメではない料理勝負もない、普通の「おいしい家庭料理」を作るという、ある意味現在よくある日常系料理漫画の元祖とでもいうのでしょうか。アニメでは漫画の中の数話を再構成して一話にする感じです。 で、このアニメがすごい。何がすごいかというと「本当に普通に面白い」という・・・この「普通に」というのが実にこの漫画を象徴していて。と、思ったら製作がサザエさんのアニメ化で有名な「エイケン」なんですね。とにかく一話目からスルスル入ってくる。このアニメも3年、140話以上続いたのはこの一話からの安心感、奇をてらわず、かといって隙が無い、まさに「日常を描いた」作品で。あと、声優がさらっと豪華なベテランぞろいなのもポイント高いんですよね。声に聞きなじんだ安定感があって。 また、作品の時代性を感じるのは、荒岩主任の勤める会社の描写、デスクに当時パソコンがない。そしてオフィス内でタバコを吸っている、携帯やスマホもないから連絡は固定電話など・・・そうか。この漫画原作が始まった時代はまだそういう風景だったんだなと。 つくづく思うのですが、最近、この手の長寿漫画原作やアニメを改めて見ることがあるのですが(解体屋ゲンなど)、やはり長く愛されるものというのは中心にどっしりしたぶれない幹がありますね。 いやあ、おもしろいなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.19 09:59:17
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