(社説)自民と杉田氏 差別扇動者と決別せよ
この人物に関してはもう言い訳の使用のない「人種、民族差別主義者」であると断言できます。というか、これまでの発言は一貫している。自分の勝手に決めた狭い「正しい日本人」以外は差別してもよい、という恐ろしい人間であり。特にアイヌなどの先住民族に関してはちょっと歴史を調べればこの国にはるか昔から独自の文化を持ち、生活していた人々であり、江戸時代という比較的新しい時代に幕府によって武力制圧され、その後の明治政府に強制的に土地や生活を強制的に奪われたことはすぐに調べればわかるものです。
同時に新潮45で行ったLGBT差別発言もそうですが、こういった議員を党内に囲っている、特に彼女は比例代表で有権者の投票で選ばれたのではなく、当時の安部元首相のおぼえよろしく党の候補者名簿上位だから議員になれた、ということは彼女の考えは自民党の考え、といっても過言でなく。事実、彼女にいまだに役職を与え続けているのですから、党内の保守派・・・というか差別主義者、およびそういった層に受けることを票田としている政治家の先兵とも言えます(自分たちは非難されることを恐れて言えないような発言を彼女に言わせる)。
要はそういう「差別主義者の代表」として存在するわけで。
前にラジオの番組で荻上チキさんが「差別を(権利として)温存しようとする人」ということを語られてましたが、まさにそういう人であり。それを重用する自民党の体質、というものでもあります。