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2007/05/05
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カテゴリ:その他
今日は端午の節句と言う事で、それにちなんだ話題です。
といっても、「コ ド モ 塾」というところのメルマガねたです。


完全なコピペですが、

『何へぇ~だろう』って感じの結構為になる内容なので、お許しくだされ~。




◆いまさら聞けないあんな事 ~ 端午の節句編 ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「端午の節句」といえば、

【男の子の健やかな成長を願うお祝い】

という印象が強いですが、意外なことに、
もともとは女性のためのものだったそうです。



◇中国の風習と日本の習俗が結びついたもの◇
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5月といえば、新緑のすがすがしい印象がありますよね。
しかし、古代中国では、「悪月」とされていたそうです。

5月は急に暑くなる季節ですので、体調を崩したり、病気にかかる人が多く、
また、亡くなる人が多かったことから来ているのでしょう。

日本でも、平安時代頃から、5月は「物忌みの月」でした。
「五月忌み(さつきいみ)」というものがあり、若い娘たちが田植えの前に、
小屋や神社などにこもって、田んぼの神様のために穢れを祓い、
身を清めていました。


「端」とは「モノの端」、<はじまり>という意味があり、
「端午(たんご)」は、月初の「午(うま)」の日のことを言います。


端午は毎月あるのですが、5月5日は「午(ご)」が「五(ご)」にも
通じるので、もっとも忌むべき魔除けの日とされていたそうです。


3世紀頃の中国で、この日を健康祈願の日とし、薬草を摘んだり、
菖蒲のお酒を飲む風習が始まったという説があります。


この中国の端午と、日本の五月忌み(女性のためのもの)とが結びついて、
5月5日の端午の節句になったようです。

それが何時頃からなのかは正確にはわかっていないようですが、
奈良時代には端午の節句についての宮中行事が行なわれていたようです。
また、貴族社会では、中国の端午に倣い、薬玉を作って
お互いに贈りあう習慣があったそうです。


男の子の節句として定着したのは、鎌倉時代頃のようです。
端午の節句は、厄払いとして菖蒲を用いることから「菖蒲の節句」とも呼ばれ、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることや、菖蒲の葉のカタチが
剣に似ていることなどから、男の子の節句とされたようです。
  ※尚武:武道・軍事などを大切なものと考えること。




◇節句って?◇
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ところで、節句とは、何でしょう?

辞書などの説明ですと、
「年中行事を行う日のうち、特に重要な日」
「伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日」となっています。
特に中国から伝わった暦の上の風習のものを指すようです。


もともとは節句は、節日(せちにち)の供物、節供(せちく)を意味したそうです。
後年、「節日そのもの」を意味するようになりました。
このため節句(せっく)は、節供(せっく)とも書くようです。


江戸時代に幕府が公的な行事として定めたのが以下の節句です。

五節句
1月7日=人日(じんじつ) :七草 、上巳(じょうし/じょうみ)
3月3日:桃の節句、雛祭り
5月5日=端午(たんご) :菖蒲の節句
7月7日=七夕(しちせき/たなばた) 、たなばた、星祭り
9月9日=重陽(ちょうよう) 、菊の節句


5月5日が「こどもの日」として国民の祝日になったのは、1948年です。
子どもメインに考えられがちですが、この祝日の趣旨は
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
ということです。




◇鯉のぼりの由来◇
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鯉のぼりは、江戸時代中期の裕福な庶民の家庭で始まった習慣だったそうです。

端午の節句が菖蒲の節句とも呼ばれること、菖蒲と尚武の音が同じと言う
ご紹介をしました。
武士の家では「尚武」と結びつけて、代々伝わる鎧兜を虫干しを兼ねて飾ったり、玄関に旗指物を飾ったりしたそうです。

一方、経済的には豊かだったものの、身分としては低く見られていた商人の
家では、武家に対抗して、美しい武具の模造品を飾ったり、のぼりの代わりに
吹流しを飾ったそうです。

吹流しだけでなく、もっと何かを、と考えた人がいたようで、
中国の「龍門」の故事にちなんで吹流しに鯉の絵を描き、
これが鯉のぼりの原型になったという説があります。


なお、龍門とは、黄河の急流にある滝の名前だそうです。
(昔、中国の霊山にあった「竜門」という滝、という説も)
この滝を多くの魚が登ろうとしましたが、登り切れたのは鯉だけで、
この鯉は竜になりました。
(「龍門」を登りきった鯉には霊力が宿り、龍になるという説も)
ここから鯉の滝登りが立身出世の象徴となったようです。


鯉のぼりは、最初は、真鯉という黒い鯉だけでした。
真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の対になったのは明治時代からのようです。
昭和になって、鯉のぼりを、「家族を表す物」と見なすようになり、
青い子鯉が入っているものが主流になりました。

地域によっては、豪華絢爛キンキラキンの鯉のぼりが見られます。
電線に接触してしまう危険性があって、
都市部ではとても飾れないような大きさのものもありますね。
このような大きな鯉のぼりが五月晴れの空の下を悠々と泳いでいる様子は
素晴らしい日本の風景だと思います。


鯉のぼりの飾り方は、竿の先に回転球/籠玉、矢車を付け、次に吹流し、
その下に真鯉、緋鯉など、鯉の大きさの順に並べるのが一般的です。



◇柏餅◇
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端午の節句といえば柏餅。
柏餅は、日本で生まれた食べ物で、寛永年間(1624~1644)頃の作られたようです

中の餡は、最初は塩餡だったそうですが、江戸時代後期には小豆餡や味噌餡が
主流になりました。


柏の葉には、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があり、
これを「子が生まれるまで親は死なない」「家系・跡継ぎが絶えない」という
考えに結びつけたことから、縁起物として広まったようです。



◇粽(ちまき)◇
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ちまきは、中国発祥のもので、端午の節句と一緒に日本に伝わってきました。

ちまき伝説には、楚(そ)の国の高名な詩人あり策略家でもあった屈原
(くつげん)が深く関わっていているのですが、ディテールの違うバージョンがいくつかあるようです。

紀元前278年頃、陰謀で国を追われた屈原が、
汨羅(べきら)という川に身投げしました。(湖で水死という説も)
この日が5月5日で、彼を慕っていた人や屈原の姉が、
命日になると竹筒にお米を入れて川(湖)に投げ入れていたそうです。

しかし、漢の時代になって、屈原の幽霊が出てきて

「供え物のお米はありがたいが、蛟龍(こうりゅう)という悪い龍に取られて
しまうので、 蛟龍が嫌いな楝樹(れんじゅ)の葉で米を包んで、五色の糸で
結んでほしい」

と、言ったそうです。
これがちまきの始まりと考えられているようです。




◇なぜ武具を飾るの?◇
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鎧兜や太刀、弓などを飾るようになったのは、江戸時代からだと言われています。
なぜ武具を飾るのでしょう?

鎧や兜は、戦場で身を守ってくれるものです。
このことから、鎧兜を飾ることで、子どもを厄災から守り、
無事に成長するようにとの願いが込められるようになったようです。


もっとも、端午の節句で飾る鎧兜は、デパートなどの展示品を見てもわかる
ように、非常に美しいものです。
これは、戦いの時に使うものではなく、儀式や式典の時の「正装」だそうです。


鎧兜と一緒に飾る弓と矢も武器ではなく「破魔」としての
魔除けの道具という位置づけです。
お正月の神社には「破魔矢」がありますよね。


太刀もまた魔除けの道具です。
魔物は光り物を嫌う性質があるそうで、太刀の刃は光り物として
魔が近寄らないようにするための道具として考えられていました。




◇五月飾りは、いつ飾って、いつしまうの?◇
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五月飾りは、お雛様とは違って、決まりごとや言い伝えのようなものは
特にないようです。

飾る時期は、地方によって違うようですが、一般 に春のお彼岸があければ
いいと考えられているようです。
また、しまう時期についても、5月5日を過ぎたらあまり遅くならないうちに、
という程度のようです。



だそうです。

鎧兜を飾ったり、こいのぼりなんかは割りと新しい風習なんですね。

ちなみに我が家では、武具を飾っただけです。



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Last updated  2007/05/05 11:06:50 PM
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