猫のストルバイト・尿路結石のいろいろな原因
猫のストルバイト・尿路結石の原因原因1 安いフードスーパーで売っている感じの、安値のフードは栄養バランスが悪い。(食べ続けていても、特に結石にならないコもいます)肉の多いフードは、酸性に傾き、結石になりにくく、植物性のとうもろこしなどの多いフードは、アルカリに傾き、結石になりやすいのです。 ↓安値のフードは穀物や植物繊維などが多く、結石・結晶になりやすい猫さんには不向きです。猫さんに合うフードを選ぶことが大切です。ロイヤルカナンph、ヒルズの治療食は研究されていて、資料もあるので、獣医師が信頼している。原因2 猫の室内飼いが増えたことマンションも増えて猫の放し飼いができなくなった。病気の感染や事故やケガなど防止するために、猫の室内飼いが増えた。結果それで運動不足になった。 運動をすると、酸性の尿になります。一日一度、酸性の尿が出れば結晶はとけるそうです。 ↓猫に運動をさせるようにしよう。一緒に遊んであげる。運動のできるお部屋にする。室内飼いで、運動量が制限されると、水分摂取量が不足しがちになり、尿量が少なくなる。原因3 水分量が足らないねこの結石が多いのはなぜか?猫は、砂漠地域出身の動物なので、水分の喪失を少なくするため、少量で濃い尿を排泄すような体の仕組みになっている。だから、犬や他の動物に比べて下部尿路にさまざまな症状が出やすいです。 ↓水を切らすことのないように、何個かお皿を置いて、いつでも新鮮な水をあげる。水分の多い缶詰の治療食にする。原因4 肥満結石・結晶に限らず、肥満は万病のもとです。運動させる。肥満防止+治療食を使う。ph療養食は美味しいので、沢山食べると太ります。必要な量は、毎日はかって決まった量をあげましょう。原因5 トイレを我慢するトイレが汚れていると我慢するようになる。原因6 phが正常でない尿を正常範囲にすることで、ストルバイトとシュウ酸カルシウムの結晶が形成されにくくなります。 ↓フードで、尿を正常範囲(ph6~6.5)にすればいい。どのフードが適切なのかは、あげてみないとわからない。 ↓尿の検査を自宅でこまめにする。 ↓正常な尿(ph6~6.5)を維持できるキャットフードを猫に与える。維持できるキャットフードは市販のもので少ない。原因7 おやつ・ミネラルウォーター猫缶や煮干、かまぼこ、海苔などのおやつが要因になることもあります。 また、マグネシウムを多く含むミネラルウォーターもあげないこと原因8 体質や遺伝親猫が尿路結石の病歴があると、子猫の発症率が高まります。また体質的に尿路結石にかかりやすく、再発を何度も繰り返してしまう猫もいます。原因9 高タンパク質なフード 高タンパク質なフードはさけることストルバイト尿石の成分の一つであるアンモニウムはタンパク質に含まれる窒素から合成されます。つまり、タンパク質を摂食するほど尿中のアンモニウム濃度が高くなりやすく、結石形成のリスクが高まります。そこで、ストルバイト尿石症を治療・予防する場合にはできるだけ低タンパク質食をあたえるのが好ましいです。http://ネコの栄養学.biz/catsutorubaitonyousekisyoutiryou.html原因10 置き餌・いつもおなかがいっぱいになっている状態一日朝夕と決めて、間にねだられてもあげないこと。食餌の与え方にも気をつける。つねに腹8分状態になると、ストバルト結石ができやすい。原因11 寒い時期のストレス寒い時期や気温の寒暖差が激しいと、ストレスで結石を発症しやすいので、特に注意が必要。ストラバイト結石の原因と予防・フードについて