フェレットの薬
抗生物質 ステロイド【プレドニゾロン】 【ジアゾキサイド】【プログリセム】 【メラトニン】 薬をつかうにあたって 簡単にでも知識がある方が、治療も納得いきますよね。 まず何でも獣医師任せにしてはいけないです。 アメリカでは飼い主が治療や薬を、決めるようになってます。 大切な家族のフェレットを守れるのは、飼い主だけです。 抗生物質とは フェレットの場合、抗生物質に対しての、副作用はあまりないようです。抗生物質を投与すると、細菌は細胞壁をつくることができなくなり、細胞膜がやぶれて、細菌が死にます。人などの高等動物には細胞壁はないため、この種類の抗生物質の作用はおよばないので、細菌だけが殺され、生体は抗生物質の影響をうけません。抗生物質の使用はどんなときか?細菌に感染したとき。細菌感染の予防に使われるやけどの場合の、皮膚の感染予防術後、感染の可能性があるとき肺炎などの細菌が原因と判断するとき。ステロイドだと免疫が低下する→から抗生物質を使う。アレルギーへの使用は、消化吸収機能も正常に機能しなくなるので抗生物質は使いません。抗生物質の副作用は抗生物質に一般的にある副作用は、人間で下痢・胃腸障害・口内炎、まれに発疹。どの抗生物質でも起こる可能性がある副作用下痢 比較的多い副作用です。これは抗生剤が腸内細菌という善玉の細菌にも影響を与えてしまい消化の働きが悪くなるからです。 肝臓、腎臓障害 多くの薬は、肝臓で代謝され、腎臓から体の外に出されますので薬によっては肝臓や腎臓に影響を与えることがあります。抗生物質の使用で体内から、ビタミンCなどを奪います。*Bコンプレックス・カリウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンC抗生物質 ペニシリン系ビタミンB6.ナイアシン・K*ビタミンBコンプレックスとは、ビタミンB群(ビタミンBコンプレックス)ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、B6B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などの総称ステロイド【プレドニゾロン】とはまずステロイドの種類も多くあります。ブレドニゾロンは一番弱いようです。http://www.threeweb.ad.jp/~medinet/about.htmlhttp://www.threeweb.ad.jp/~medinet/steroid1.htmlよく使われる薬でリンデロン、フルコート、ベトネベートの方がかなり強いものなのが、意外です。フェレットの場合の副作用の出やすいものは、過食、過飲が有名です。無茶苦茶食べまくり、やわらかめのフンをします。インスリノーマでは、逆にこの副作用を利用して食欲を増進して、血糖値を維持しようとしているようです。長期での使用は、絶対にしてはいけないですが、短期のみに限って、使用し有効な場合もあります。もともとステロイドは体内にあるナチュラル・自然の物質です。薬用量をちゃんと守れば、これほど安心で効果的な薬は他にはありません。ステロイドは、副腎皮質ホルモンにより過剰になっている、免疫をおさえ、症状を和らげることを期待するものです。アレルギーの場合に使用したら...アレルギーは自分の体に害が無いものに、体が攻撃をしかけるときに(人間の花粉症と同じ)使用すると、アレルギーを抑える効果がでます。風邪でステロイドを打てば(*注:打ってはいけません)熱、鼻水、咳などの症状はすぐ止まりますが、風邪のウイルスと戦うことができなくなり、体はもっと悪化していきます。細菌感染の場合は、まず使用しません。 そして長期にステロイドを服用すると様々な副作用が出ます。ステロイドの使用の副作用身体の抵抗力が低下し、慢性の膀胱炎などがある場合注意して使用する必要があります。また胃酸の分泌を促し、胃壁を保護している粘膜の分泌を減らす作用があるので、慢性の胃炎に対しても注意が必要です。フェレットの場合は、ステロイドを使用すると、食欲が異常に亢進したり、水をたくさん飲み、尿の排泄量が異常に多くなります。(肥満になるようならば、量を調節しなければなりません)そのためステロイドの継続が必要な場合副作用の発現に十分注意し、アルカリフォスファターゼ、尿量、飲水量を検査しモニタリングしながら、症状を制限できる最低投薬量で副作用が出ないようにコントロールしていくことが大切です。プレドニゾロンを与える時は、できるだけ食事といっしよに与えます。これは胃潰瘍の危険を減らすためです。〈犬の場合の副作用〉ステロイドは、長期使用で体中に悪影響を及ぼします。副腎皮質ホルモンは免疫力を低下させ、感染症やそのほかの病気と闘う力を奪います。最もよく見られる副作用は、頻繁に排尿するようになることです。ステロイドを頻繁に与えすぎたり、あるいは多量に投与すると、食欲が低下し、いつものどが渇いて大量に水を飲み、多尿になります。肝臓が肥大し、毛が抜けて部分的にはげます。通常毛が薄くなって乾燥し、皮膚は薄く力がなくなり、青あざができやすくなり、皮膚炎になることもあります。また、筋力が落ち、力がなくなることもあります。長期の使用は、死に至ります。ステロイドの副作用 人間短期でも、多量に使えば副作用が出る。通常は多量に長期内服で起こる血糖値の上昇ホルモンバランスが悪くなる 糖尿病 Cushing症候群 白内障や緑内障 短期でも多量に使用したり、長期に使用した場合感染症の誘発 ステロイドが持つ免疫抑制作用により、抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなる胃潰瘍・十二指腸潰瘍 骨折(骨粗鬆症) 骨がもろくなり、骨折しやすくなる筋力低下 筋肉のタンパク質が減少し、体力の低下 薬を服用することで、体内のビタミンなどが激減します。ステロイド(プレドニゾン)ビタミンB6・D・C・亜鉛・カリウム*サプリメントで補いましょう参考HPhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~ma-guro/bita-baiburu.htm【ジアゾキサイド】【プログリセム】国内未承認薬 ジアゾキサイド(diazoxide)低血糖症の有効な治療薬としてジアゾキサイドがあります。その効果は確実なものとして、現在30数ヶ国で販売され、海外では低血糖の確実な治療薬として、広く認知されています。日本では未だに未承認薬のままです。副作用の少ない薬で、赤ちゃんにも使用ができます。「インスリンの分泌を抑制し,血糖を上昇させる効果があります」アメリカでは「プログリセム」で発売されています。海外から取り寄せも、ネットであるようですが、少量で取り寄せるとなると高価です。実際にフェレットにも、使われています。ステロイドと併用して使う治療薬としてフェレットにも副作用は少なく効果が期待できます。メラトニンメラトニンはもともと人間の体内、脳の松果体(脳の中央にある小さな器官)から分泌されているもので、副腎腫瘍のフェレットに、アメリカで良く使われているようです。脳内の物質ではなくて、合成で作ったものが、殆どのようです。牛の松果体から作ったものは、狂牛病の危険があるとも言われています。アメリカでは睡眠薬代わりとして、サプリとして用いられています。ホルモンの薬なのですが日本で認可されていないには、理由があるのだと思われ人間には、副作用など注意が必要な薬のようです。メラトニンには睡眠薬のような副作用や危険性はないといわれています。現在日本からの、輸入では、個人での使用のみ認められています。日本では作ること、販売はできません。ネット購入の場合、メラトニンと検索したら、ヒットします。 使用には、獣医師に相談してからが望ましいと思われます。副腎腫瘍の治療に、リュープリンとメラトニンを両方使うということです。メラトニンはリュープリンの代用にはなりません。メラトニンの効果とは老化予防細胞を活性酸素から保護する。ビタミンCやE,ベータカロチン等の抗酸化物質は一部の細胞だけしか浸透できないがメラトニンは脳を含むすべての細胞に浸透ができます。免疫力の向上癌の予防 メラトニンにより他のホルモンのバランスが整えられるため、乳癌などホルモンのアンバランスにより引き起こされる癌の予防効果が期待される。メラトニンは肺癌、肝臓癌、腎臓癌、腸癌等への効果も期待できる。 高齢者が眠れなくなるのは、メラトニンが減少しているからです。副腎腫瘍の一因にあげられている、日射時間のずれですが、人間との生活に合わせて、夜でも明るいところで生活する時間が増え、その結果メラトニンの分泌が阻害されているというのも、一概に否定できないです。実際に副腎腫瘍のフェレットに使って、効果が出ています。自然な状態でメラトニンの分泌を促すためには、副腎疾患の防止にも、フェレットのケージに夜になったら毛布などをかけたりして、暗くしてあげると、良いようですね。参考HPhttp://www.jserv.com/healthshop/melfaq.htmメラトニンの臨床結果-毎日のメラトニン経口投与は、副腎疾患のフェレットの臨床症状に強く影響を与えた;発毛、痒みの低下、活動レベルと食欲の増加そして陰部あるいは前立腺の大きさが縮小するという変化があったとあります。http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Lucky/4641/ferret.htm 参考HPhttp://namakatu.sakura.ne.jp/index.htmlhttp://www.geocities.jp/inahonokai_hp/index.htmlhttp://www.bizest.com/index.htmlhttp://www.pet-hospital.org/index.htmhttp://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Lucky/4641/