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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課」です。 お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫(日本)) [ 竹林 七草 ] 面白かったです。 取り柄も特技もない女の子が持ち前のがむしゃらさで 事件を解決していくというスタイルはよくあるパターン とも言えるのですが、既視感はなく、普通に楽しいです。 主人公の朝霧夕霞はなぜか就職に縁がなく、会社の倒産や 業績悪化による雇い止めなど自分の落ち度ではなく、 仕事に就いてもすぐに無職になってしまいます。 そんな時に見つけた募集が幽冥推進課の募集でした。 これ、あまりにすぐに無職になるから悪霊でもついて いるかと思ったのですが、それは関係ないみたいです。 その辺はすっ飛ばして採用試験にも見事合格して 幽冥推進課で働くことになるのでした。 メンバーは辻神、火車、土百目鬼と全員妖怪という 濃い状況です。 ちょっとだけ霊感があるだけの人間である朝霧夕霞を 迎え入れたのには理由があるようでその辺はおいおい 対策していくのかな? どのエピソードも展開も楽しいし、解決手段も面白いです。 彼女のがむしゃらさだけでなく、先輩たちのサポートで 解決する回もあり楽しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.28 18:08:32
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