人にはそれぞれの地獄がある/実家に帰って思うこと
1か月以上ぶりに実家に帰った。山に囲まれ、道のいたるところに花がある。そんな自然豊かな場所で育ったことを誇りに思うと同時に幸せそうに見える人にもそれぞれつらいことや納得のいかないことをうまく呑み込んで生きているんだなと感じる。私の家庭はあまり平穏なタイプではないのでいろいろ考えさせられることがある。離婚したと思ったら事実再婚、気が付いたらまた不仲。言葉のあやによるすれ違いから始まって大事(おおごと)になる。人との繋がりって本当にややっこしい。ややっこしい。ややっこしい。一時はそれが煩わしくて逃げたくて逃げたくて現実逃避に走ったこともあったけど大人になってきた今はそれをなんとなく消化して周りとの調和を考えるようになった。(多分,,,)相変わらず、問題は絶えず起きる。前に向かって頑張ろうとしても気持ちが追い付かなかったり空回りしてしまったり。うまくいくときもそうじゃないときもある、それは重々承知。だからこそ、自分に何ができるのかを考えてなるべく人のために生きる。結局1人でなんて生きていけないから少しずつ誰かに迷惑をかけながら自分なりに素直に心地よく生きていけたらいいな。人には人の地獄がある。「お前はいいよな順風満帆で」なんて軽い口調で言ってしまわないように人の生き方に文句なんてつける暇があったらまずは自分の周りの人間を楽しくさせるために頭を使おう。いつか話題になっていた宇垣アナウンサーの言葉。「人には人の地獄がある」彼女は世間から見たらレベルの高い美女でアナウンサーという花形の職に就き、全てが恵まれているように見えるかもしれない。それでも彼女には彼女なりのつらさや理解に苦しむことがあるのだろう。難しいなあ。難しいね。