山阪神社〈境内〉(大阪・東住吉区)
以前にも、「山阪神社(Yamasaka-jinjya)」について書いたが、境内の写真が撮れていなかったのであっさりした内容でした。今回はもう少しネタになるものを撮ってきましたので、もう1度チャレンジです。というわけで、初詣の夕方編。
住宅街を通り抜け、商店街の傍にある「山阪神社」ですが、ここだけこんもりと木々が茂っています。大阪はホントに緑が少ないのでホッとする貴重な空間です。
狛犬’S。
「力石」。
一番右端が、「第五十八代横綱 千代の富士貢」と刻まれている。
ここは奉納相撲が行われていた神社で、現在でも大相撲大阪場所では九重部屋の宿舎になっている。
摂社「素釜三宝荒神」。
三宝荒神って、日本仏教の信仰の中で独自に発展した神様。「仏・法・僧」の三宝を守護していて不浄を祓う事から、火と竈の神様として祀られていますよね。
手水舎。
ご神木を囲むように絵馬奉所。
「伊勢神宮遥拝所」。
手前の石灯篭に、「田邊神社」と刻まれている。
六国史うちの最後の国史書『日本三代実録』に「田辺西神」と記載があり、元は「田辺神社」と呼ばれていた。
拝殿。
ご祭神:天穂日命(Ama-no-hohi-no-mikoto)
野見宿禰(Nomi-no-Sukune)
素戔嗚尊(Susano-no-mikoto)
猿田彦(Sarutahiko)
宇賀御魂神(Uga-no-mitama-no-kami)
田辺宿禰が、祖神の天穂日命を祀ったのが始まりという。
その後、合祀された結果、五神五社殿となる。
摂社「荒川稲荷神社」。
ご祭神:宇賀御魂神
「八日戎社(Suehiro-ebisu-sya)」。
あれ?十日戎じゃなく?八日なんですね。
こちらが、九重部屋の宿舎。
この前には、昔、土俵があったそうだ。
境内の参道には、出店がずらりと並んでいる。
提灯に灯がともり、何ともいい雰囲気になってるね。
スマートボールなんて、なんてレトロな!
「楠社」。
ご祭神:楠大明神。
ちょっと、見かけないような堅い顔の狛犬さん。
まだまだ、暗くなるのが早いです。ちょっと、写真を撮りながらブラブラしていたら、もう暗闇が迫ってきました。そろそろ、帰るとしますか。
所狭しとお守りの値段が貼ってあります。
(2018年1月上旬現在)