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テーマ:戦略のあれこれ(498)
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「他人の失敗を発見しては、大騒ぎにして、<誰のせいなんだ、誰がやったんだ>と犯人探しをやるんで」
「担当の責任者がわかっていても、わざと問題解決の幕引きをしないで、騒ぎを長引かせて、攻撃攻撃攻撃と圧迫をするわけです」 フランケンシュタインは人間じゃない。 だから、上長だろうと、市長だろうと、自分の邪魔になる存在は、何か弱みにつけこんで、コントロールしちゃおうとするわけさ。 「そうですね。以前の幹部の一人に、完全にマインド・コントロールされている人がいましたね」 だろ?(大笑) まるでフランケンシュタインの奥さんみたいに、いちいち相づちを要求されて、はいはいと応じていたんじゃないか。 「私の口からは・・・」 今回の指導者は、敵に弱みを叩かれたぐらいで倒れる人物ではないな。 「もちろんです。でも相手は不死身のフランケンシュタインだし、腕力の叩きあいで勝てるのでしょうか?」 ふむ。【論語】を知ってるかね。 「怨みに報いるに徳を以ってする」とか。 「孔子さんの見解は違うんですね。【直】を以ってなすべしと」 「この場合も、《何をしているんだ》と、フランケンシュタインに率直に確認すればいいんですか?」 その通り。 フランケンシュタインが上長にやましい陰謀をもっていたら、 反応がかえってこないことを期待している。 それでやりたいことをやる。 しかし。 「その逆を突くわけで。むしろ《書類はあったのか》、《追加発注したか》、《どうして発注しないのか理由は?》、《管理責任者は誰か》、《担当者を決めないと、また紛失や不足が起きないか》とフランケンシュタインをどんどん問い詰めればいいわけですか」 まあ、今回の反抗劇は偶然だったからな。 フランケンシュタイン退治の極意は、ドラキュラと同じだが。 強い日射には、魔術も消えうせるものだ。 「次の反抗運動が、むしろフランケンシュタインを叩きつぶすチャンスなんですね」 その通り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 14, 2010 12:49:57 AM
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