ふるた技工所(てっこうしょ)

銅廃材屋を見ていて、もう一つ気になることが有る。同軸ケーブルが見当たらないのだ。地上デジタル放送に移行すべく施設の更新作業が進んでいれば、廃材として集まって来るはずなのだが。

集まらない理由は、色々と考えられる。

• そもそも扱っていない(回収ルートを持っていない)
• 電源ケーブルと比べ量が少ない
• とっくに地デジ移行は東京近辺地域は済んでしまっている
• 現有の設備は余裕で地デジ信号を通すことが出来る

楽観的に考えようとする理由は色々と思いつく、問題無しの「はず」だ。

総務省の動向では来年度中に一部地域で実験的にアナログ放送を停止してしまう予定らしい。総務省自身が平成20年(西暦 2008年)において、対応受信機の世帯普及率は 43.7% だと分かっている上での実験だ。

「簡単なお仕事です。25cm 程のアンテナを持って、町中の受信状況を確かめる仕事です。作業は自動的化されていて、だれでも出来ます。」こんな求人募集がそのうち出るのだろうか？