カテゴリ:電子工作
自転車のランプを LED x 4 化した。試作テスト時と比べて発電機の交流を整流するダイオードをショットキー化し、74HC14 に供給する電源を LED 出力の一部を利用することにした。
縮小無しビットマップ PDF Bsch 3V ファイル LED 電力供給系の整流ダイオードはショットキー型 1S4 とした。試作テスト時と違う。一般的なシリコンダイオードによる整流だと、発電機電圧が 1.2V 程度下がったように見えてしまう。最大でも 8V 強の発電機振幅である状況下で 1.2V は大きかった。 TA48M05 の入力側は、LED 出力に現れる 13V~16V 程の電圧を戻して使うことにした。発電機からの回路は、始動用だと割り切っている。 74HC14 を利用するため、レギュレーター TA48M05 を組み入れた感の強い回路になってしまった。あえて言い訳すれば、明るさセンサーの NJL7502L の Ic - Vce 特性を読み切るよりは、安定化した電源を使った方が良いだろうと言う事にした。 NJM2360 の出番も考えた。ton:toff 比, コイルの手持ち、出力飽和電圧、電源電圧変動下での動作、光センサーによる出力制御、など色々と悩み(試していない所)があった。 2SK1772 の Drain の波形、HC14 ゲート x 4 の出力は次の様になった。試作テスト中の波形なので、今の実機より違う所は有るかもしれない。概ね良好なスイッチング状態だ。スナバを入れる余裕が無かったので、スイッチング off 時に振動が見られる。 発電機出力を繋ぐ所に、直流 6V を加えた時の光り方は次の様な感じだ。既に自転車に取り付けて試している。漕ぎ出してチラつく事を確認している。2, 3 秒程度だ。人が歩く速さの倍程度の早さでチラつきは無くなる。明るさが足りているかどうかは、もう少し試してから判断しようと思う。今のところ、過不足無しだ。 こういうの作らないと、自転車乗らないんだよなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.29 23:04:18
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