カテゴリ:ソフト開発日誌
近所の HARD OFF で Intel Core i5-10600K が 2 個出ていた どちらとも 22,000 円だった。妥当な値段だったので、うち 1 個を買う。動かない。10 日間の中古保証が付いていたので翌日返品する。買う時に「動作確認していますか?」と聞いたら、「中古保証で返品できますよ」と。こういうことか...
2 個のうち 1 個を選んだのは「どちらとも同じ」だったから。買ったときの画像とネットで出回っている画像を見ると一致するものが無い。 手元に残してある画像をあらためて見て行く。 キャプション無しの元画像 バッチ番号と V024D683 と シリアル番号 02744 からIntel 「保証に関する情報」を調べてみる。 結果トレイ版だと分った。この時点で怪しむべきだった。ブリスターパックに入っていたのだ。店先で気がかりだったのが、2 個のブリスターパックが一致していなかった。 ネットにある i5-10600K の画像から、ヒートスプレッダー面の怪しいところを挙げる。
端子面を見てみる。 キャプション無しの元画像 こちらは分かりやすい。
ここからは、よく行く近所の HARD OFF の状況と推測を書く。少し奇妙な傾向がある。
Core i5-10600K も奇妙な売り出し状況だった。突然 2 個ショーケースに並ぶ。同一値段 22,000 円で、シリアル番号違いだった。ブリスターパックは前述の通り違っていた。薄青みが掛かっているのと、透明なもの 2 種だった。バックヤードに PC パーツチェックコーナーは無し。恐らく緩い鑑定で売買していると思われる。店員に「動作確認していますか?」と聞いたときに「はい」ではなかった。 2 個とも店の人に頼んで見せて貰っている。頭に残る記憶を辿ると、2 個ともヒートスプレッダ面、端子面はこの blog に上げた画像の通りだった。 同一人物が売ったのか、別々の人物が売ったのかは不明だ。もし、同一人物であれば、偽物と気づかれないように、鑑定が緩い店を狙い、2 個同時に売って比較結果が一致するので、怪しまれないようにした可能性がある。同一品・類似ランク品の売り出しが無い状態も条件としている可能性がある。 推測の通りなら、なかなか知能的な企みだ。一つ抜けているとすれば、ブリスターパックが一致しなかったこと。ハッキリと偽物と鑑定できない店なので、即刻売った人の会員情報に要注意取引履歴は付かないだろう。自分は「返品履歴」が付くかもしれない。 i5-10600K はそんなに入手性は良くなかったはず。それなのに 2 個も同時に中古出品。検索してみると偽物情報が多い。i7, i9 じゃないのでつい警戒が緩んてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.05 12:05:42
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