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──いや重け吉事── 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます 箱根駅伝とともにご一読くださいませ──■第十六章 権現のいらえ■ わが友、透子さんが詣でてくださった箱根権現の現在はこちら。 透子さんの画像の湖側からの様相はこちら。 四半世紀の時を超え、映像の妙です~☆ ありがとうございます透子さん。 第五章の日記にもリンクさせてください! 年頭にあたり──抱負など さて、日本人は「走る民」なのだと気づいたのは最近のこと。 Qちゃんしかり、元旦に日本中が熱狂する箱根駅伝しかり。 騎馬民族でもなく、農耕民族でもない、「疾走民族」である日本人について、 私はこの一年をかけて考察してみたいと思います。 皆さま。どうか箱根駅伝をご覧になってください。 アナウンサーが毎年一度は「芦ノ湖」「箱根用水」について触れてくれます。 その時、この小さなブログの物語を思い出していただければしあわせです。 217.9キロの箱根駅伝のルートこそ、与一が友野与右衛門がその昔、 芦ノ湖と江戸を往復した路程に他なりません。 そして、選手たちの飛ぶような足取りこそ、風の民、山渡る者たちのスピード そのものであることを、ぜひ目撃してください。 箱根権現は特定の者に微笑むことはありません。 むしろ、これはと目をつけた者にむごい仕打ちをする。 前の年に優勝した順大が途中棄権する──去年の“惨劇”も箱根路では、 まま起こり得ることです。 今年箱根権現はどの選手に目をつけ、運命の撹乱を仕掛けてくるのでしょう。 女神の食い入るような目を振り切って大手町の結界まで逃げ切れたチームが 今年の優勝者となるのです。 さて、一年の計たる日記、今日も今日とて小難しくてごめんなさい; 【元旦に寄せて─辺界の輝き─】 汝も神ぞや 遊べ遊べ 君も神ぞや 遊べ遊べ ─神楽歌の一節─ かつて日本には、士・農・工・商の身分制度から外れて生きる「辺界の人々」がいました。彼らは人里を離れ、深山を回遊しつつ豊穣たる文化を育んできたのです。 この人々は独自の知識を持ち、たまさかに里に下りては地付き衆にそれを伝えていました。誰にどのようにして伝えるかは、すべて「常民ではない人々」が決定したことでした。 いわば、回遊民に接触する積極的権利は、常民の方に持たされていなかったのです。 さて、これまで日本の文化史については、たくさんの業績が発表されてきましたが、まだまだ空隙があることは確かです。 特に大和王朝の正史で「遊部(あそびべ)」と呼ばれた職能集団──その起源や中世以降の歴史、今日に至るその文化の流れも、充分に明らかになっていません。 しかしながら、遊ぶ民、あるいは回遊する民の問題は、日本人起源論というか、日本民族形成史論と深く関わっているともいえるのです。 あらためて言うまでもありませんが、日本人は中国大陸や朝鮮半島はもちろんのこと、北方や南方から運ばれてきた様々な文化の流れに乗って形成されました。 文化の流れとは、人の流れのこと。アジアの各地からやってきた人々が、列島のいわゆる「常民」が主軸となった文化を生成していきました。 一方で、そこから意図的に隠された者の系譜もあるはず。 古代の文献資料である『古事記』『日本書紀』『風土記』に出てくる国栖(くず)、土蜘蛛、隼人などがそれです。 土蜘蛛は八束脛(やつかはぎ)とも呼ばれました。足が長いという意味です。『日本書紀』でも土蜘蛛は「身短くして足長し」とされています。ここから、彼らは明らかに縄文系の先住民とは系統を異にしている血脈であることがわかります。 土蜘蛛と呼ばれた人々は、また別の名に「稀人(まれびと)」とも称されました。稀人とは、大和詞で来訪神のことを指します。 古代の遊行神人こそが、回遊する民の系譜であったと考えていたのが、折口信夫です。 「山に生き山に死ぬる人びとあり。これ山民なり。里に生き里に死ぬる人びとあり。これ常民なり。山と里のあわいに流れ、旅に生まれ旅に死ぬるものあり。これ一所不住、一畝不耕の遊民なり。 山人は骨なり。常民は肉なり。山と里の間を流れる遊民は血なり。血液なき社会は、生ける社会にあらず。遊民は社会の血流なり。生存の証なり。遊民をみずからの内に認めざる社会は、停滞し枯死す。かれらは永遠の遊民として社会を流浪し、世に活力と生命とをあたえる者なり。遊行神人の意義、またここに存す。山は彼岸なり。里は此岸なり。このふたつの世の皮膜を流れ生きるもの、これ遊民の道なり。かれらは統治せず。統治されず。一片の赤心、これを同朋と常民の志立てるものに捧ぐ。されど人の世、歴史の流れのなかに、遊行の遍路、為政者の思惑にいれられざることあり」 さて、折口が唱えた遊行神人論は、回遊民について考察する上でも大変興味深い。 たとえば、万歳・春駒・大黒舞というのは元旦の寿ぎの門付け芸ですが、これは士農工商に入らない人々が担っていました。言い換えれば、士農工商の身分にある者は、万歳ができないわけです。回遊民だけが「新春の門開き万歳」が許されている。普段は山中深く隠れ棲んでいる遊行の人々が、元旦にのみ、神仏の代理人として門口に登場するわけです。 現在、新春のハレの日に万歳の祝詞を唱えることをしているのは、天皇だけです。 不思議ですよね。天皇と山中深くに隠れ棲んだ稀人だけが、元旦に言霊をさきわう──このふたつの系譜が、互いに関連があることを暗示しているかのようです。 今でも、皇室最高の儀式である御大典(ごたいてん:即位の礼)の度、京都以西の山で白い煙が立ち上るというのは有名なエピソードです。柳田國男は大正天皇の即位の礼の際、それを実際に目にして、「あれはいにしえに朝廷から隠された土蜘蛛たちが、この度の御大典を寿ぐ徴ではないか」述懐しています。回遊民の世界にずっと近づいていくと、天皇制というものとどこかで繋がるのではないかと、柳田は考えていたようです。 その鍵となるのが、アマテラスは実は男神であった、という仮説です。巫女オホヒルメが神を代行するうちに神自体と誤解された。では、そこで原アマテラス的なものはどうなったか。 それを体言したのがスサノオです。この神の運命が示すように、カミアソビはこれ以降、貴種流離の形を取ることになりました。それが人界による遊びの原型となります。 さすらう貴種の系譜は、ヤマトタケルや隠岐に流された後鳥羽院、後醍醐天皇、ずっと下って一休宗純へ、あるいは虚構世界である『伊勢物語』の「をとこ」や光源氏へと続きます。 流謫(るたく)、さすらいと一体化した遊びは、旅に死んだ西行、宗祇、芭蕉、そして、放浪する芸能者、山渡る回遊民たちのものでもありました。 話は戻りますが、万歳の祝詞というものはなかなか難しいもので、小一時間ほどかかります。回遊民は文字を持たないため、全部口伝で覚えているのです。 「明けましておめでとう」とか「今年もよろしく」と短く言うのではなくて、川の流れるように小一時間も寿詞(よごと)を唱える。それだけでも、回遊民の姿はある種の畏敬の念を抱かせたでしょう。おそらくは常民にはない超人的な霊力の持ち主とみなされたことでしょう。いわゆる神事呪能の担い手というわけです。 回遊民は得体が知れないが、彼らがやってくると在地の集落に新しい刺激をもたらす。いわば混沌の世界からの使者なのです。彼らの訪れは、既存の日常性を破る「異化効果」があったと考えられます。 柳田國男は『遠野物語』の前書きで、こう述べています。 「国内の山村にして遠野より更に物深き所には 又無数の山神山人の伝説あるべし。 願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」 願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ── 私は柳田の言う、その戦慄を感じます。 箱根用水を囲む、鬱蒼とした深山の裡に。 ■第十六章 権現のいらえ■ 箱根権現豆知識: お正月に飾る鏡餅は、とぐろを巻く白蛇をかたどったものです。 ◆応援ありがとうございます! 次回更新は1月15日(木)●蜘蛛の巣間切り●です。 「くものすけんきり」と読みます。 現代でも解明されていない、箱根用水を代表する工法の秘密に迫ります。 日記では「育ちのいい男を見極める実践的チェック項目」をお楽しみに☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
小夜子さま(*^^*)
明けましておめでとうございます\(^o^)/ 今年もどうぞどうぞよろしくお願い致します。 小夜子さまとご家族の皆様にとって、素敵な年となりますように(*^^*) 川の流れるごとく祝詞を唱えてみたいものです。小夜子さまなら小一時間も可能かと(^з^)-☆ 今年の初めの日記! 背筋をしゃんとしつつ…ワクワクしながら読みました!う~ん、さすがだなぁ~おもしろいなぁ! (2009年01月01日 01時32分52秒)
明けましておめでとうございます。
元旦をどのようにお過ごしですか。 山には不思議な霊感がありますね。 最近山に縁が深くなってきました。 今年はオーストラリアへ移住されるでしょうか。 実り多い年であるよう願っています。 今年もよろしくお願いいたします。 (2009年01月01日 08時56分53秒)
今年も、なにとぞよろしく願いいたします<(_ _)>
小夜子さん、リンクありがとうございます! 5章の日記にも是非是非v (あ、なんか、あとりの「お前な~」という呆れた声が聞こえてきた・笑) そう、新年早々、あとりってば、活躍しちゃって。 よっくんと二人まとめて、きゅんvですよ。 と、思うの半分。 先日の箱根の山にて感じた、自分の身の枠の儚さを思い出します。 木々が鬱蒼と茂り、葉の隙間から高い空が見えて、横には水がある中に一人立つと、自分を形取っていた枠が、きゅっと縮こまってついには溶けて消えて「個」でなくなる思いがするのです。 あ、別に怖い意味じゃなくて、私には心地良い感覚で、それこそ個人的「異化効果」なのかも知れません。 いつかの人たちのように待ちきれないせっかちな透子は、また箱根に足を運んでしまうかもしれません。 遊びをせんとや生まれけむ、って言い訳で。 (2009年01月01日 11時22分39秒)
愛、燦々とさん
明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願い致します☆ 川の流れるごとく良いことが起こる一年でありますように。 今年の初めの日記! 意義を正して書きました。 異族の幻影か禁断の神話か──元旦の今日も、私たちの国には、山渡る人々がいるのです。 そうそう。 1月24日、聖マグダレナ女子学院のプチ同窓会をうちで開催します。 お子を連れて、どうぞおいでください。 (2009年01月01日 16時14分08秒)
ゆうじろう15さん
明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 元旦は上野近くの温泉でゆっくりしてまいりました。 ですが、上野あたりは大変な様相になっています。 来年からは子どもを連れて炊き出しのお手伝いに参加する心づもりでおります。 ゆうじろうさんは山との縁が深まったとのこと。 詳しくお聞かせいただければと思います。 私も山に魅入られた人間のひとりです。 今年は家族でオーストラリアはブリスベンへ☆ 2月下旬より、ひと月ほど留守に致します。 今年もエンジン全開で駆け抜けてまいります。 沿道でのご声援、どうぞよろしくお願い申し上げます。 (2009年01月01日 16時25分02秒)
とーこ。さん
あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 箱根神社近影、しかも最新版。 元旦より貴重なお写真にリンクさせていただき、めでたさも二倍にお感じ致します。本当に感謝しております。ありがとうございました。 そうなんです! あとりの人となりがはっきりしたところで──箱根の山道で透子さんに声をかけたのは、この子だということもわかりました。 そういえば、どこの時代にも現れるのですね。こういう人懐こく、少々おせっかいな男の子が☆ 透子さんが箱根の山中でお感じになったこと。 まさにあとりが闇の箱根路で感じ取ったことと同じ──透子さんと箱根が神秘的なご縁で結ばれたような気がして鳥肌が立ちました。 透子さんの箱根への透徹した感性に導かれ、今年も更新を続けてまいりたいと思います。 遊び心を忘れず、余裕をたもちつつ── (2009年01月01日 17時03分01秒)
明けましておめでとうございますっ☆
去年は姉貴さんを始めとしたくさんの方々に仲良くして頂き、とても嬉しく思います。 よろしければ今年もよろしくお願いします♪ 箱根駅伝今年も見たいと思います! 願わくば去年のような惨事が起きず、全員何事もなく完走できますように☆笑 (2009年01月02日 00時37分02秒)
優梨さん
明けましておめでとうございます☆ 今年もぜひよろしくお願いいたします♪ 元気な優梨さんのこと、みんな大好きです^^ 私も今はTVの前に陣取って、箱根駅伝の中継に備えています。 今日のために昨日は9時に寝て、今朝は5時に起きました!(←選手か!?) 駅伝はランナーだけじゃなくて、走りたくても走れなかった選手たちもいる。 「ああ、おれも走りたかった」と思って見つめる目もある。 20位くらいで区間を走り抜ける、あまり注目されない大学もある。 様々な立場を負うそのすべての人々が、同じルートの上に立っていることが、私をたまらない気持ちにさせるのです。 明日には鶴見中継所に行ってしまうかも! 優梨さんも鶴見に注目してください☆ 鶴見中継所のほど近いところに、青木学院はあります。 優梨さん。一緒に見よう! 優梨さんと一緒に見られる箱根駅伝が楽しみです☆ (2009年01月02日 07時42分52秒)
鶴見中継所に大注目です!
あとりが画面に映るかもしれない♪ なぜか実家パソコンから書き込むコメントがブロックされてしまうので携帯からコメントします。 ちなみに、よそのblogでも同じ現象が起こってますのでご心配なく! ウチの問題で~す((笑)) 今回も楽しく読ませていただきました。 骨っ♪なる山人に血なる遊人に考察を重ねた折口さん。民俗学のフィールドはかの人のような面白人がもりだくさんですね。 山の暗さも我が物に同化せるあとり。若い猪も彼なら許せる。 闇の暗さも水の中も人界の煩雑さも、小夜子さんという作家を得て時空さえも越え私たちの前に姿を現したあとり。 血と肉が通う生身の人間のようです。 不思議だなぁ。とっくにいなくなってしまった人なのになぁ。 小説って素晴らしい!! 散文ですんません (2009年01月02日 10時50分28秒)
ぶらっくろぉたすさん
黒蓮華さん! (蓮華と睡蓮って違うのかな…違うんだろうな) 雅なお名前が揃い踏みのコメント欄が眩しい☆ 蓮華さん、箱根駅伝を見てくださっているのですね! どうぞ復路も鶴見中継所にご注目ください☆ あのルートはたしか国道15号だったか…その昔、ヒカリがよく通った道です。あとりも映るかもしれない。かれは神出鬼没だし、なによりあの人はヒカリに似ているかもしれない。 箱根の物語。 最近は歴史学というよりも民俗学に傾倒してまいりました。 あとりの名をこちらのコメント欄でも連呼していただき、私は本当に本当に嬉しい。 蓮華さんのおっしゃるとおり、あとりはもうとっくにいなくなってしまったはずの人なのに、私の中ではもっとも最近に出会いを遂げてくれた人です。 その人となりも、最近知ったばかり。 そして、まだまだ謎の多い人です。 そんなあとりに心をとめてくださった蓮華さん。 お友達のひとりに入れてあげてください。 私の中では血肉を持った友人です。だって、夢に現れてくれたから。絶対に生身の人間だった人です。 どうか蓮華さんの夢の中にも、かれが現れてくれますように。 (2009年01月03日 08時22分53秒)
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
去年の年の瀬には本当にお世話になりました。 今年もこうしてここにいられること、小夜子さんには感謝でいっぱいです。 どうかこれからもよろしくお願いします。 箱根駅伝、見ました。 鶴見が映るとあって朝早くから携帯の録画をスタンバイしていましたよ! そして、選手の走り。 沿道の人たちが精一杯応援したくなる気持ちがわかりました。 彼らの走ることへの情熱は見てる人の心をこんなにも揺さぶるんですね。 (2009年01月03日 18時20分13秒)
ぴっちさん
あけましておめでとうございます! こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます^^ 年の瀬から年明けにかけてびっちさんにお会いできて、本年は本当に幸先がいいです☆ 箱根駅伝、見ていただけましたか! 携帯の録画も使ってくださって☆ そうなんです。往路の鶴見中継所は、スタートと同時に駆け抜けてしまうといった感覚です。本当に、スタートしたかと思ったら、あっという間に鶴見を通過、といった感じです。 復路は十区の始まりになるので、通過時刻はお昼頃になるのですが、それも年々早まってきています。 そして、今年は一年生や二年生の選手たちの活躍が目立ったような気がします。ついこの間までは高校生だったんだなぁって思ってしまうくらい、あどけない顔をしていた。でも、みんなとってもいい顔だった。 特に東洋大は海抜10mから874mをついこの間まで無名の高校生だった選手が一人旅で駆け上り、本当にびっくりしました。 東洋大は横断幕や応援団を自粛しての参加だったけど、沿道にはたくさんの個人レベルで応援する人々が駆けつけていて、それも感動した。 個人的抱負ですが── 鶴見中継所は毎年行ってる。 大手町も行った。 来年は箱根に泊まり込み、沿道で応援したい! 本当に実行するつもりです☆ 単純、なことがいいんだろうなぁ。 なんて思うんです。 選手たちも口を揃えたように言いますよね。「駆け引きは嫌いだ。できれば団子になって走る場面を抜けて、独走したい」って。 選手たちのひた走る一本の道は、人生にも似て。 大切な人が待っているゴールに向かって、一歩一歩自分の走るべき道を走り抜け、信念を守り通す姿は、本当に美しいと思います。 新春、選手たちが切り拓いてくれた箱根への道。 この縁起の良い道を、私も一年をかけて一歩一歩進んで行きたいと思います。 びっちさんとともに☆ (2009年01月04日 10時11分55秒)
今年もどうぞ、よろしくお願いします!
小夜姐さんご一家と、再び逢える年だと確信してますので! いやーしかし・・・ 教科書、とはよく言ったもので。 歴史の本では教えてくれないことを本当に理解させてくれます。 ただ教えてくれる、んじゃないですよ。 解からせてくれる! これが教科書というものだ、と秋野は実感しますね! とはいえ――今まだちょっと、頭がぼんやりしてるので、 後日もう一度来て読み直したいです。 きっと今日とは違う感想が出てくるはずですので(笑 (2009年01月04日 16時37分03秒)
秋野真珠さん
明けましておめでとうございます☆ こちらこそ今年もよろしくお願い致します! 360日後の年の瀬には、必ず真珠さんとお会いできた一日を振り返ることができると思います。 なんと1月2日にはみくまりが家に来ていたし…今年は出会いの一年になるような幸先を感じます。 そして、真珠さんにわが日記の内容を解かっていただけて、本当に嬉しいです。 辺界について語ることは、なかなか難しいことではあるのです。 士農工商を学ぶのは、小学生だったでしょうか。 当時から、「漁師さんはどこに入るんだろう」と不思議に思っていました。 農民と漁民は違うのでしょうか。 そういう身分的ポジションのあいまいな、あるいは定まっていないあわいにいた人々が、当時も少なくなかったように思うのです。 そして、そういう人々だからこそ、畏怖され、憧れを受けたこともあっただろう。 たとえば現在、重要文化財になっている千利休愛用の花生け籠は、実は桂川の漁師から貰い受けた「魚籠」なのです。 アシタカは「端高」。 つまり、深山に隠れ住む身分の高い者の意です。 サンは「山」。 「もののけ姫」は、貴種流離する者と山の主、そして里山のあわいに住む者たちの物語にほかなりません。 箱根の歴史にも、そういった事実を読み解いていきたいと思っています。 ……。 それにしても真珠さんの体調が心配です; ごはん作ってあげたい!!! (2009年01月04日 21時14分42秒)
明けましておめでとうございます!
昨年はお世話になりましたー。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 年末年始はバイトに明け暮れ、 初詣もお節も箱根駅伝もお正月らしいことは何ひとつしていませんが、 参拝客を日々見ていたことでちょっとは新年の空気を味わうことができました。 小夜子さんは元旦を温泉でゆっくりされたとのことで、良い1年の始まりになったのですね☆ 小夜子さん一家を始め、ここに集うみなさん全員が更に良い年となりますよう。 それでは~。 (2009年01月05日 21時06分58秒)
sakuraさん
桜さーん! 明けましておめでとうございます☆ 今年もどうぞよろしくお願いいたします^^ おかげさまで今年は我が家も結婚10年目を迎え、子育ても新しいstageに入ります。相変わらずめくるめく年の始まりとなっておりますv(小角さまネタはまたそのうちに;) 桜さんっ。 昨年末、うちの門前に「笠地蔵」さまが!!! 「かさじぞう」の昔話は、実話であった── 今年は「かさじぞう」さまからいただいた御節料理でお正月を迎えることができました。 いずれその証拠写真を、アップしたいです☆ 今日は七草粥ですね☆ 季節の行事の折に触れ、桜さんを思います。 桜さんのこの一年の日記も楽しみにしています^^ (2009年01月07日 18時34分58秒)
あとりみたいな兄じゃがほしい(*^^*)
心からそう思ってしまいました)^o^( 24日、うかがえるといいな♪ 今日はいただいた、とってもキュートなてんとう虫ボールで 転がり回って遊びました(*^^*) お嬢様のお洋服や靴、スプーに変身☆服もうれし。うふ。いつもいつもありがとうございます!本当にありがたいでっす! そうそう!パックも!超乾燥肌の私にぴったり♪うふふ☆ またお電話など連絡致しますね! (2009年01月08日 01時53分41秒)
愛、燦々とさん
スーパーダーリンならぬ、 スーパー兄ちゃんですな。あとりは。 私もあとりのような兄者がほしい…(なんとなく親戚にいるような気がする) 今週末に「スノーキャンプをしよう!」などと言っているワイルダーなどは、現代のあとりの部類に入るのではないでしょうか!?(渡り鳥の研究家だし) 渡り鳥といえば── 「七草なずな唐土の鳥が渡らぬ先に」 というのは七草粥の野草を包丁で刻むときの囃子歌ですが、これは“鳥インフルエンザ”の予言をしていた!? と考えるのは私だけ? それはそうと。 愛、燦々とさん。 渡りに船、ならぬ 渡りにクイーンエリザベスよ。 突然ですが── 愛、燦々とさんの今年一年を、私にください。 これまでも愛、燦々とさんの人生は私に捧げてもらっているようなものですが、今年一年もどうぞ私にください。 その代わりと言っちゃあなんですが… 今年365日後の成果を、すべて愛、燦々とさんに捧げます。 (2009年01月08日 14時47分56秒)
小夜子姐さんに、謹んで新春のおよろこびを申し上げます。
昨年は何といっても小夜子姐さんとお知り合いになれたことが一番の慶福でした。 本年はお会いできるといいなと願いつつ。 ブログから察せられる小夜子姐さんは本当に、わたしがそう成りたい女性像そのもので、今からドキドキしています。 卒論で遅れをとった分、『箱根用水物語』の方もまとめて拝読してこなければ。 また一年間小夜子姐さんの文章に当たれること、心から楽しみにしています。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (2009年01月09日 11時16分48秒)
旭陽(あさ‐ひ)さん
明けましておめでとうございます! そして、新春とともに旭陽さんの卒論の完成をお祝いさせてください。本当におめでとうございます! 旭陽さんとはもうずいぶん長くお友達でいるような気がしていましたが、なんと昨年来の出会いだったのですね!(驚)。私は自分の運と真珠さんに感謝しなければなりません。 そして、今年は絶対にお会いしたい! 旭陽さんが思い描いてくださっているような女性でありたいと精進しつつ── 旭陽さんに、ぜひ私の身の回りの人にも会っていただきたいのです。特に愛、燦々とさん。彼女の横にいる私は、まるで沼にいるすっぽんのよう。旭陽さんには愛、燦々とさんを見て、きっと、月光菩薩というのはこういう人なんだとお感じいただけることでしょう。 さて、旭陽さんの卒論完成をお祝いしつつ、次回は「育ちのイイ男についての考察」を謹んでアップさせていただければと思います。その次の回では、「お坊っちゃん言葉解説辞典」など、旭陽さんにお楽しみいただければ私も嬉しいです☆ おかげさまで箱根用水もやっとこさ流れに乗ってきたように感じます。 遅ればせながらご紹介なのですが、明治の初めに日本に来たアメリカ人のサミュエル=ブラウン神父がこの箱根用水を見て、「これは世界における驚くべき不思議のひとつである。これを完成した日本人は、まことにおそるべき民族だ」と、アメリカに帰った後に著した本の中に書いています。 箱根用水の登場人物たちも、旭陽さんに読んでいただけることを喜んでいることでしょう。 そう──話は戻るのですが、私は旭陽さんとなにか深いご縁があるような気がしてならないのです。 今年もまた、どうかこのご縁を大切にさせてください。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 (2009年01月09日 16時32分19秒) |