めざせ健康長寿！！～百万人の健康道場

教育問題が巷から国会まで、全国的に論議のまとになっているが、今日は、高校生の無法ぶりにあきれた。

午後３時過ぎに、ある高校のそばを車で走っていると、自転車に乗った高校生の集団が、高校の門から凄いスピードで走り出てくるところだった。

あっというまに歩道を猛スピードで駆け抜けるし、反対車線を逆送するし、赤信号も無視。

中には、二人乗りの生徒もちらほら。交通ルールもなにもあったものではない。信号で止まっていると、その後方から赤信号も関係なしに凄いスピードで交差点を突っ切っていくではないか。

ちょうど、青信号の方の道路には、車が来ていなかったが、ひどい話である。小さい子供や老人、体の不自由な人でも、横断歩道を歩いていたら大事故が起こっても不思議ではない。

ちょっと走ると今度は、隣の市に入った。その高校の生徒たちも、やっぱり下校中だったが、全く同じ行動のパターンであった。こんなことを毎日繰り返しているのだとしたら、いつかは、事故が起こってしまうかもしれない。

例の２つの高校の先生方は、こういう下校状況だということを知っているのだろうか。たまには、小学校や中学校の先生のように、下校時のパトロールでもしてみたらすぐにわかることなのに・・・・。状況を知る努力が不足しているだけとは思えない。最近は、「生徒が、校門を一歩出れば、関係なし」という教師もいるらしいが・・・・・。

また、警察もやたらとパトロールを繰り返している時間帯があるが、実態を知らないのだろうか。

保育園や幼稚園から、交通ルールは徹底して学習しても、このざまでは教育の意味が無い。ここのところ、国会でもいろんな論議をしているが、教育の実態から出発していない論議を繰り返しても、まったく無意味である。以前から、教育基本法を変えたかった連中が、いじめや自殺の問題をチャンスとばかりに、あっという間にファッショ的に、改変をしようとしているように感じるが、そういえば、国会での様子をみていると、このような高校生と同じか、それ以下の社会性というか、ルールしか無いように思うことがある。

日本の国が、残念ながらそのような国になってきているのかもしれないとしたら、嘆かわしいことだ。

みなさんの近所の高校は、大丈夫ですか？