ゲームブック日誌

今回一番頑張ったの…布地だッ!!(何)

DEAD OR ALIVEのヒロイン霞(本作では“かすみ”)といえば、抜け忍の割にセーラー服にコスプレしたり、南国ビーチでのんびりストレッチしたりと、違う意味で有名なキャラクターかと思います。
元々対戦格闘ゲームのヒロインであり、他のゲイトの対戦格闘キャラクター達とは異なり主人公という重役を担っているキャラクターですね。
兄を追って抜け忍となり格闘大会に参加というのが原作の大きなあらすじですが、ポリゴンの美麗さ等で大変人気なキャラクターです。私も２作目まで遊んだ事があります…踏みつけ攻撃は楽しいですね(笑)。今回はクイーンズゲイトに参加して大暴れしてくれます。

という事で原作は3Dポリゴンゲームなのですが、今回のゲイト参戦に当たってはイラストで構成されています。忍者というキャラクターはクイーンズブレイドやゲイトの中では珍しく、不知火舞が忍者なのとアニメなどに登場したシズカが忍者ではあります。残念ながらかすみ自体はあんまり忍者らしくありません。例えば忍者衣装は原作で選択したりできますが、本作では表紙の服装と、バレーボール攻撃用の水着だけ。コスプレチェンジなどの原作の要素は本作にはありません。まぁこの要素はクイーンズ～シリーズでは何人かが所有しているのでやむをえないでしょう。

原作を見ると相当エロ方面に力が入った作品です。
ゲイトではどうかといいますと…私見になりますが、ちょっと大人しい感じ…でしょうか。
まずシリーズ恒例のビリビリされる(笑)場面を見てもそれは判ります。通常のキャラクター達ですとビリビリされる場合には相当ヤバイ場所まで破けてしまいます。なんですが、本作の場合にはソックスが少し破けたとか、前垂れが少し破けたとかの布地の頑丈さが目に付きます。
履いているパンツにあたるものが破けるシーンはありませんし、ヘソが見えるような露出度も…水着の場面以外にはありません。クイーンズブレイドやゲイトのキャラクターが防護が堅くてどうする!?と思ったのは私だけでしょうか(笑)。
昔長州力が髪きりデスマッチで破れたあと、一寸だけ切って終わらせてしまったときのような…うちの女優に何するんだという声が聞こえてきそうとか…そんな思いに駆られてしまいました(笑)。

このようにゲイトのキャラクターは原作持ちの借り物キャラクターであることもあって、全般的には大人しい印象が続きます。原作では物凄い状況に陥ったりしますし、そのため人気が出てイラストや同人誌等で恥ずかしい場面を描かれたりしたキャラクター達がゲイトに参戦しているわけなのですが、それを踏まえると大人しいというのは物凄く勿体無いように思います。なまじ本体のクイーンズブレイドが物凄い勢いで頑張っているので、「達人は保護されているッ!!!」といわせていただきます(笑)。こういうのは原作との兼ね合いが重要となるのでしょうから仕方ないのかもしれませんが、原作はもっと物凄いのになぁとか思うときがあるわけで…。
といっても他のキャラクターと比べなければかすみらしさは色々出ています。桜纏い辺りはくノ一らしい業でありましょうし、バレーボール攻撃は本作の目玉といえるかもしれません。この攻撃のかすみは水着を着ている…らしいのですがどうみても下着にしか見えません。この辺りが頑張った点といえるのでしょうね。

続く