ゲームブック日誌

サムスピといいますと、シャルロットと柳生十兵衛を思い出す私は最初のバージョンしか遊んだ事がありません(笑)。まぁ私にとってナコルル辺りはどうでも良かった(問題発言中)ので、チャムチャムの印象も決して濃い訳ではありませんでした。むしろ兄タムタムの印象の方が強かったりして。

本書のチャムチャムは密林の守護者という事で、タンジルストーンというものを悪者に盗まれたので取り戻しに行くというキャラクターです。武器はブーメランとお供のチンパンジーのパクパク。
という事で何故か人間離れしたネコミミを持っているキャラクターなのですが...兄のタムタムも相当人間離れしているので気にしない気にしない。
イラスト面ではチャムチャムを"うちの嫁"と豪語しているBLADEさん。検索してみると日本一のチャムチャム好きということでして...非常に愛情を感じる作品となっています。ラノベのまじしゃんず・あかでみぃ等で大活躍の方ですよね。
表紙からして普通のキャラクターと異なり、殆どをチャムチャム(一行)で埋め尽くされており結構迫力がありますし、本体のイラストもチャムチャム＆パクパクコンビの動きのよさは中々素晴らしいものです。特にチャムチャムは可愛いのと裏腹に、パクパクは色々な意味で凶悪だったりするのは楽しいと思いました。パクパクのようなマスコットキャラクターって、クイーンズ～シリーズにおいては、恥ずかしい部分が露出したときに読者に対する盾となるのがシリーズでの大きな役割です。本書でもチャムチャムははいていないので、タムタムは非常に頑張ってくれています。

雑感となりますが以前のサムスピのチャムチャムのイメージとはかなり違う...ようには思うのです。これはイラストの雰囲気が対戦格闘ゲームだったときと、今回のでは頭身が大きく異なる事があると思うのですが、それでも愛情を強く感じるのは何故でしょうね。
些細なところですがイラスト外のデザイン(数字や余白の模様)はトロピカールな感じで雰囲気に良く合っています。特にジャングルをイメージした明るい緑が全般的に駆使されていて明るいまとまりのある印象が好感触です。

さて、チャムチャムは履いてないと書きました。
けど、まぁ大事なところが見えないのはこのシリーズのお約束。ですが今回は明確に恥ずかしいところをさらけ出しているキャラクターが存在しています。...パクパクですけれどね(笑)。
年齢層的にかなりアレなこともあり、ビリビリシーンは平均的にナニですけれども、個人的にはいやらしさよりも可愛らしさを優先した印象があります。同じロリキャラクターであるユーミルやノワ辺りと比べると...ノワ位かなぁ...。

さて、ノワの話を出したら書かなければならないことがあります。
チャムチャムとノワはキャラクターが被っています。
共通項を見てみると、『履いてない』『サルをお供に』『野生児』『長い耳』　『ロリ枠』と結構キャラクターが被っているんですよ。
早い話、どっちも女性版ターザンな訳なんですけれど...予想外に似た構成のキャラクターであります。ある意味こういうテンプレート的な女性キャラクターを沢山並べるゲーム等では似てくるのですが、どうせなら対戦させてどっちが本当のジャングル娘系か決定戦を行なってみたいところです。