開かずの扉
ヨンサントオ(昭和43年)ダイヤ改正で、はくつる号が電車化されたばかりのころより数年間だったが青森にクハネ581形もいて、はくつる・ゆうづるにも活躍。それを改造した715系電車も、はくつる号を語るにふさわしい車両ということで、9年ほど前レイル・マガジン誌に寄稿・掲載されたこの絵をアップしておこう。 ガンバレールは、寝台車クハネ581の面影を残すクハ715-0形または1000番台が大好きで、JNRマークがついていた国鉄時代・昭和61年の旧塗装で描いた。715系電車は、583系(クハネ581)を改造・格下げした近郊形電車。3段寝台を折りたたんで固定してあったが、通勤輸送に備え各車両2か所にドア増設。先頭車の一部は、この、特急型時代の面影たっぷりな高運転台のクハ715で、クハネ581を改造。特急時代から貫通路を開いて連結したことはなく、種車581(583)系と同様「開かずの扉」と言われた電車である。 一枚の記念撮影風に、86年11月3日と書き入れた。当時小学6年生だったガンバレールだが、普通に股下が短い半ズボンをはいていたのはこの頃まで。ハイソックスと共に「昭和」の懐かしさに浸れるであろう。にほんブログ村URL: https://blogmura.com/