|
カテゴリ:思いつき
私もたびたび書いてきましたが、気づきは大切だと思います。でもどうやれば、そういうことが日常的にできて、心豊かな生活が送れるのか。。。疲れて、不満があって、ギスギスして、報われていない感じがあってと、世の中思い通りに行かないことがあるのはどうしてだろう、などと考えつつ、出張帰りの電車の中で色々考えをめぐらせていると、人の心の動きについて、一つのモデルを思いつきました。 考えついたのは、唐突ですが、「気づきf(x)」と「不満f(x)」です。 Xには情報やできごとなど、外部からの刺激となるものを入れます。「気づきf(x)」に外部刺激を入れると、気づきや感謝が得られますし、「不満f(x)」に外部刺激を入れると不平不満が出てきます。 同じできごとが起こっても人によっては、感謝する人と不満を感じる人がいると思います。その心の動きを関数と言うモデルで簡単に考えればいいかなと考えたわけです。 不満はほとんど、刺激に対して反応する形で出てきます。そう考えると不満f(x)はプリミティブです。一時の喜びも反応という意味ではプリミティブであり、これもまた不満f(x)と同じと考えることができます。 叱られて落ち込む、他人の不機嫌な話し方で自分も機嫌を悪くする、悪い星占いを見て不安になる、欲しかったものをもらって喜ぶ、楽天くじ1ポイントに喜ぶ。 すべて、できごとに対する直接的、即時的な反応です。別な言い方をすると受動的です。 これに対して気づきは何かに反応して即時的に出てくるものではないと考えられるわけです。自分で考えだそうという意思を持って取り組んだり、考えた末のひらめきとして現れたり、想像してみて分かったり、感動して思いついたりと言う具合に、自分から動いたり、ある程度大きなエネルギーを持って到達すると考えられます。先ほどの不満と対比すると、能動的なイメージです。 不満はストレスとして堆積していくのに対して、気づきは感謝につながり、昇華していくイメージです。そこで、「不満f(x)」はマイナスとして堆積していく基礎的な働きで、「気づきf(x)」は一見マイナスのできごともプラスの形に転換し、昇華させる高次の働きと見ることができると思います。 そう、私が言いたいのは、不満f(x)に任せて流されていくのではなく、この「気づきf(x)」をうまく機能させることができれば、機嫌よく、楽しく生活できるのではないかということです。 (つづく、かも) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[思いつき] カテゴリの最新記事
|