謎解き(兜町探偵局)
ちょっと風が強かったですけど、土曜日は謎解き。だんだん関東近郊で日帰りで行ける自然溢れる場所での未攻略の謎解きが減ってきてしまったので、今回は珍しく都会です。「兜町探偵局」かつて日本のウォール街と呼ばれた金融の町、日本橋兜町を舞台とした謎解きです。2024年3月22日(金)から無料で配布が開始された謎解き「兜町謎解き街めぐり」がカギになっているもので、こちらは2,200円/キット。無料版の方は所要時間1~2時間ってことなので、より難易度の高そうな有料版の方をやろうというわけです。昼頃に到着してキットを購入し、いざスタート!と中身をチェックしたら、いきなり無料版の方を先にやることを強く勧められ、キットの中にも無料版の謎解きが含まれていたので、まずはそちらからトライ。土曜日の金融の町ってことで、閑散としているのかなと思ったら、意外と人が歩いてて、謎解きをやっている人が7割、残りの3割はどうやら普通に休日を楽しんでいる方々の様子。どうやら兜町は再活性化プロジェクトが進んでいて、レトロな建物を改装したカフェやショップが点在している様子。兜町自体はそれほど大きな町ではないですが、おしゃれなお店は意外とあるなぁという印象でした。オフィス街なので、腰を落ち着けて謎解きをするスペースがあるかが気になっていたのですが、拠点となるKABUTO ONEを始め、各所にベンチがあって、謎解きスペースには困らなかったです。途中、東京オリンピックに合わせて、用地買収のコストと時間を節約するために川の上に通した首都高を眺めたり。最近は「川の上に道路作って景観が・・・」とか言われることが多いですが、当時、日本橋川は水質汚染が酷く、「こんな汚い川はさっさと暗渠にしてほしい」と言われてたんですから、時代は変わりましたね。首都高銀座線が走る元築地川は、干拓して川床に首都高を通したわけで(だからあんなに地を這うようにウネウネしてる)、それと比べれば川が残ってるんだからマシなのになぁ・・・とか謎解きしながら考えてました。当時の事情とかはこの辺りの文献を読むと面白いかもしれません。かつて金融の町として栄えた兜町は、証券取引が電子化され、東京証券取引所「立合場」が閉鎖されたりして活気を失っていましたが、現在は再開発中。今回は謎解きに集中するため、ほとんどお店には寄りませんでしたが、ゆっくりと休日を過ごすには良い街なのかもしれません。さて、肝心の謎解きの方は、18:30頃まで現地で実施し、その時点でおおよそ70%の進捗。そこから先は自宅でも対応可能ということだったので、帰宅しました。その後、翌日昼過ぎまであーだこーだやってようやくクリアしました。今回の謎解きは「街ハック」というところのイベントでした。初めての会社で、謎解きのパターンが読めませんでしたが、全体的に非常に面白い謎解きでした。この会社の謎解きは他にも面白そうなのがあるので、近いうちに改めてチャレンジしたいと思います。