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テーマ:愛犬のいる生活(75339)
カテゴリ:怪我・病気・薬・予防
大雨に地震に噴火…なんだか自然そのものが「落ち着かない」ように感じますが、
これ以上の被害が出ないよう、願うばかりです。 さくらの様子ですが、絶対安静の為、1日の大半をサークル内で過ごしています。 もともと夜寝るときはサークルでしたから、中に入ることに抵抗はないのですが、 さすがに退屈そうで、目が覚めると時々こちらに合図を送ってきたりします。 基本的には、朝晩の食事とおトイレ散歩、あと2回位出るチャンスがあり、 その時はなるべく撫でてスキンシップをはかっています。 さくらも少ないチャンスに精一杯甘え、膝に乗ってきます。 足の状態はまだまだで、パパに寄り添って座る時も足を浮かせています。 手術前にはちゃんとつけていたので、ちょっと不安に感じてしまいます。 こちらは退院翌日の様子。 パパが指を舐めさせているのですが、 何をしているのかと思ったら、1滴ずつお水をあげていました。 エリザベスカラーに慣れておらず、飲みにくいのだとは思いますが、 あまりに効率が悪いので、コットンに含ませて絞って飲ませました。 今は自力で飲むこともできますが、膝に乗せているときに 口元までお水皿を持って行ってあげることが多いです。 ちょっと過保護に思えますが、歩くたびによろめくので見ているのが怖いのです。 さて、先日退院の際に、レントゲンで疑問に思っていた点を伺ってきました。 Q1. レントゲンに写っている三角形に曲がったようなピンは何か A1. CBLO法はTPLO法と違い脛骨の前面から骨をカットするが、 その際膝のお皿を抑えている膝蓋骨靱帯はカットされた上部の骨についている。 大変伸縮力の強い靱帯の為、大腿骨側に引っ張られてしまう恐れがあるので、 まずこの靱帯を留めてからプレートを留める(横から移した時に、斜めに写るピン)。 ただし、このように靱帯をピンで留めるか否かは医師によって分かれる。 (TBLO法の場合は脛骨を上部から斜めに切るため、膝蓋骨靱帯に影響はない) Q2. プレートを留めるボルトが4本の時と6本の時の違いは? A2. プレートの材質が違うため。 プレートにはステンレスとチタンがあり、基本的に頑丈なステンレスは4本留め、 ステンレスより強度が低いチタンは6本留めとなる。 Q3. さくらの場合、なぜチタンになったのか A3. 小型犬であること(チタンの方がかなり軽い)、骨の形が合うことから (ステンレスとチタンでは、プレートの形が少し違う) Q4. チタンとステンレスの差は A4. チタンの方が軽く(プレートの重さは不明とのこと)腐食に強い。 また、チタンは金属アレルギーを起こしにくい。 ※ ブログ内関連記事 ・前十字靱帯断裂手術の術式について → こちら ・術式に関するQ&A → こちら ・術後の説明 → こちら ・抜糸 → こちら ・リハビリ(マッサージ) → こちら ・術後1か月目の様子 → こちら ・術後2か月目の様子 → こちら ・術後半年の様子 → こちら ・術後1年の様子 → こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。久しぶりにこちらにコメントiさせていただきます。無事に闘病生活始められているようですね。お水のことは過保護でも何でもないと思います。うちの場合も飲みやすいように台に乗せたり上から吊るしたりと色々試していました。人間の赤ちゃんと同じなのですから何でも助けてあげられたらと思いますよね。
ところで、 だんだん医学雑誌的なブログになって来ていて これってすごくみなさんのお役に立ちますね。将来的にも。みんな手術に関してはとても不安になりますから。これからもご無理せずにどうか書き続けて下さいね。 投薬が多いと思うのですがどのように与えていますか。うちの犬も投薬が多くてねーーーやれやれです。 元通りになるまで長くかかると思いますがリズムが出て来るし毎日上向きによくなって来ると思いますのでやりがいあると思います。どうぞ貴重な経験を楽しまれて下さい。すべてが素敵な思い出作りだと思って生きてる私、あはは。 (2015年09月15日 09時50分11秒)
M&M Sistersさん
ずっと応援してくださり、ありがとうございます。本当に心強いです。^^ >人間の赤ちゃんと同じなのですから何でも助けてあげられたらと思いますよね。 話せない上に主張もできないですから、もどかしいですね。良かれと思っていることが当たっているかも疑問です。^^; >みんな手術に関してはとても不安になりますから。 拙い文章な上に素人が理解できた範囲でしかありませんが、手術は私もとても不安でしたし、今回の術式はまだ症例が少ないこともあり、いつかどなたかのお役に立てばと思っています。 >投薬が多いと思うのですがどのように与えていますか。 ロム君の体調、今は落ち着いているようですが、それも日々のお世話があってこそ。投薬は大変でしょう。 さくらは以前は錠剤を砕いてフードの上にふりかけたり、食事の最初に数粒手でフードを与える際に1つ目か2つ目に錠剤を与え、すぐに次のフード一粒を与えて飲み込ませ、即食事、とか、ササミやパンに埋め込んで与えたりしていましたが、入院中のハンスト効果か退院後は飢えていて、フードの上にポツンとそのまま乗せてあっても一緒に食べてしまいます。食いしん坊なので私達は助かっていますが、参考にならなくて申し訳ないです。^^; >どうぞ貴重な経験を楽しまれて下さい。すべてが素敵な思い出作りだと思って生きてる私、あはは。 どんなに大変でも、この時期を乗り越えるとそう振り返れる時が来るものですね。様々な事を頑張ってこられたESさんだからこそだと思います。私もESさんを見習い、前向きの種を見つけながらさくらのリハビリをしていきたいと思います。^^ (2015年09月16日 08時54分28秒) |