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カテゴリ:旅
北千住で昼食をとる。 スマホで検索しようと思い、グルメサイトを何件か見た。 見ていて、よくわからない、という結果なのでとりあえず、駅の西側から国道6号に続く商店街を歩く。 おいしそうなランチのお店はないかと、左右を見ていくと、突然、南北ににぎやかな通りが現れた。 アーケードに書かれているのは、北に延びるほうが、「宿場町通り」、南に延びるほうが「本町センター通り」という。 どちらか、瞬間的に選んだ。南側の「本町センター通り」のほうにした。 そちらの方が、お母さんの買い物客が多い気がした。
色々な店がある。 しばらく歩くと、「ニュー あわや」という昭和の喫茶店のような店が現れた。 テレビが取材に来たとかの情報の、ごちゃごちゃしたディスプレイが、ここにしかない雑多感を出している。 味のはずれはないと読んで店に入ることにした。 カツカレーを狙う。 昭和のカツとカレーがどのように出されるか楽しみである。
注文して席に着き、スマホ検索をすると、知り合いの桃猫さんが、この店を取り上げている。 http://yaplog.jp/momo-kimock/archive/2284 記事によると、もともとはお菓子販売で、その後、レストラン部をニューあわや、としたかもしれない、との推測が書かれている。 だから、この店のレジは、外に突き出たお菓子売り場のほうにある。 いちいち室内のドアを開けて外のレジでお金の出し入れをしている。
出されたサラダに掛かるドレシングが、これまた、昭和だった。 以前、挑戦したことのあるポール・ボキューズのドレッシングレシピを再現したような味わいである。 ただ、現代のドレッシング感覚とはテイストが違う。 今ではあまり口にすることのないドレッシング感覚だが、そう感じる差が、時代の差と感じられ、昭和テイストに思えてくる。
カレーは、しっかりカツに掛けられており、カツの衣具合のサクサク感は不明だ。 カツも洋食レスストランのカツ、といったちょっと薄めの肉に、衣が薄く付く。 そこに、「昭和」を感じる。 逆に、いまの和食カツの肉が厚くて衣がざっくりしている感覚が、「平成」感だろうか。 カツの仕上がりも時代と伴に変化している。
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Last updated
2014.04.04 06:28:18
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