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カテゴリ:音楽
チャーのフリーコンサート情報がフェイスブックに上がったのは金曜日だったと思う。 http://zicca-records.net/rockfree/ 行こうか、どうしようかと思っていたところで、日曜日にちょうど子供たちが、母方の親戚のうちに遊びに行くことになっていた。 「おとうさんはついてこなくていい。」とも言われたのでその日は、自由にしようと思っていた。 その矢先である。 日曜礼拝が終わり、代々木八幡のカフェでコーヒーを飲んでいたところ、スマホに「残席あり」の情報がUPされている。 時計を見ると3時すぎである。 チャーのアルバムは最初のFree Spiritに感動し、1994年のFree Spiritは聴き込んでいた。 その日比谷野音のフリーライブである。
迷わず、電車に乗って会場へ向かう。 代々木公園から、千代田線で、霞ヶ関まで11分である。 東京に住むメリットはアクセスの良さである。
スマホで、日比谷野音を検索すると、霞ヶ関のC4が近い。 到着すると人の動きから、ライブのワクワク感の流れに紛れ込む感じがする。 日差しを予測して、コンビニでハンカチと2リットルの水を買う。
会場に着くと、確かにまだ、チケットに余裕があるようで席番号が印字された、ROCK FREEのてるてる坊主のチケットを手に入れる。 席の隣のおかあさんは、1979年の最初のフリースピリッツにも来ていたという無頼のチャー好きで、「6月の武道館は行かれました?」と話が弾む。 ダメもとで、日比谷に来たら、残席があるとのことで、慌てて会場に来たそうだ。 痴呆母の介護食を準備して、慌てて会場に駆けつけたという。 そういう年頃の方が大勢来ているし、長髪のおじさんたちもビール片手にタバコをふかして後ろの方で立ち見している。
演奏が始まり、気がついたのが、チャーの演奏が、その場対応力の連続で繰り出される、リフやコードワークで、佐橋佳幸さんとのやり取りでわかるのは、演奏した内容を記譜できるくらい覚えていることだ。 大きくなった龍之介くんに、「なんかやれよ」と言って、ジミヘンのリトルウィングが始まり、しっかり合わせていく。 このライブがその場で音が生まれる場所であり、そのワクワク感と楽しんでるギターフレーズ感がすごく心地よい。 バホの石田さんが7月8日に亡くなられた。 追悼を込めた曲「happens」も演奏される。 13歳のイワモトアキラくんや龍之介くんなど、次の世代にスピリットを繋げている。 このブログを書きながら、過去の映像を見ていた。 PINK CLOUDの武道館解散ライブのあと、すぐジョニー・ルイス・チャー日比谷野音を開催している。 チャーにとって、武道館に続く野音は特別なけじめの付け方なのかもしれない。 終わらない音楽ロードはまだまだ続く。 高齢化社会を迎える日本でのかっこいいギターおやじとして、まだまだそのサウンドを繰り広げてほしい。
あと、前半終了後、30分の休憩があり、その間、コンビニにビールを買いに行ったが、後半の演奏が始まってから会場に戻ったのだが、休日の霞ヶ関のビル街に爆音が鳴り響いているのがすごかった。 なんか、ワクワクしてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.09 07:05:15
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