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カテゴリ:夢
路地裏は 地雷が埋まっておって 俺は走るが テントとテントとビルの隙間から 見上げるとお天気雨だ 逃げ込むテントの薄暗がりで 終わりゆく世界に別れ の書類にせっせとサインしておると 大嫌いだったおまえの色を持った けどそれを血の滲むほどきつく地中に埋めたそいつが やらかい首に噛みつくような 見たこともないあれを俺に訴えるのだ 残念ながら俺は ひりひりするほど幸福であるので 噛みつかないでください 目だけで大法螺ふいて一回転させると テントに漂うあたたかい粒子が いっそう切なく密度を増してほとんど闇をつくった おまえは ありがとう あんなに汚いばかりだった年月の中から たしかに見えない細い細いあれが 俺を追いかけてきたのだった 路地へ出て テントとテントとビルの隙間から 見上げるとやっぱりお天気雨だった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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(2012.05.06 00:13:30)
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