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カテゴリ:からだ
だいぶ前に申し込んでもはや忘れかけていた、寺門琢己の骨盤教室に行ってきた。私は昔っから自由席なら一番うしろ、記念写真なら一番端っこに自動的に行ってしまう子だったが、そこらへん変わったね。前にこの人の講演会に行った時も一番前の真正面に座ったし、今日もまた同じく。
一番前にいたもんで、隣りの人と私とで比較して、骨盤のタイプの見本にされた。仰向けに横たわって100人に覗き込まれる俺。あ、ちょっと楽しい。自分ではてっきり骨盤開きすぎだと思っていたが、ちょうどバランスのとれた骨盤の見本にされていた。あ、ちょっと嬉しい。隣の人は、人も羨む骨盤締まりすぎタイプ。食べても食べても太れなくて、本人は悩んでるのに他人は羨ましがるという、あのタイプ。二人並んで横たわると、体の造りの全く違うのがよく分かって面白かった。私の足の爪先は90度に開き、彼女のは親指同士がしっかりくっついている。足の指の形も全然違う。私のはくびれがあるが、彼女のはまっすぐ&外反母趾。そんな細かいところを見ずとも、二人は別の生き物のようだった。陰と陽の見本みたい。ぱっと見ただけで、火と水ぐらい違う。 締まりすぎの人は、とにかく骨盤が内側へ内側へと向かう力が強く、そこに莫大なエネルギーを使うので太らない、太れない。寝ていてもエネルギーは消耗するばかり。そして太ろうと大量に食事をしても、消化に使うエネルギーでますます痩せるばかりなんだそうだ。逆に栄養のある(カロリーのある、じゃないよ)少量の食事、に変えると途端に肉がつきだすんだそうだ。よく玄米正食の本なんかに「太い人は細く、細い人は太くなります」ってなことが書いてあるが、こういうことだったのね。結局どんな人でも、粗食にすればニュートラルに近付くということか。 俺はずっと締まりすぎタイプに憧れていたんだなあ。細い、棒のような体。無駄のない、冷たい印象の体。自分のぬくぬくした体型がすごく嫌だった。今は全然そんなことない。かなり「自分大好き」の域に近付いている。細い人も魅力的だよ、だけどあれは別の生き物なんだ。そんな人はそんな人で魅力的でいればいいし、俺は俺で魅力的でいればいい。今は何も引け目を感じないよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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