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テーマ:ホメオパシーについて(193)
カテゴリ:ホメオパシー
待望の相談会。相変わらず記憶が乏しい、ホメオパスの顔を見ながら「この人はいつも鼻の穴を膨らませて喋るなあ」としみじみ思っていたのだけ鮮明に覚えている。
前回の相談会の時も、気付いてないだけで妊娠していたのだった。で、その時例の快楽ホルモンの数値(その他、免疫力やら何やらも含め、本来高くあるべき数値たち)はかなり低く、今回はそれが異様に高いらしい。ホメオパスの推理では、前回は子供が腹に入るか入らないかの瀬戸際で、子供の魂というのはあの世から来るわけだから、私自身のエネルギーもあの世とこの世の境目あたり、生きてるか死んでるかギリギリの位置にあったんでないかという。で今回は子供が定着してきて一人の人格として存在するので、私のエネルギーも二人分となり、倍以上に跳ね上がったんでないかとね。 前回は私もホメオパスも妊娠に気付いていなかった上でだが、Syphi/Tub、梅毒と結核マヤズムの混合レメディーを処方されている。これは実は子供を流す作用のあるレメディーで、あまり強い目的を持って来ていなかったり、今回はちょっとタイミングを外したかも、という子供は高確率で流れてしまうんだそうだ。ひー恐ろしい!しかしつまり、これを摂っても生き残ってるってのは大物です、相当強い意志で生まれようとしてる子なんでしょうとのこと。(あ、でもまだ絶対生まれるとは言えませんけどね、ある程度の時期までいて目的を果たしたら帰っちゃうってこともありますからねーと付け加えられた。だから怖がらすなっつの)だからかな、これまで電話相談であんまり希望を持たせないような話し方をされたのは。流れてしまう可能性をかなり考慮に入れていたんじゃないかと思う。 肝心の煙草の問題、まず自分に100%責任があるという考えが間違っていると言われた。確かに私のせいで子供も煙草吸いになってしまうんじゃないかと心配していたが、子供は子供で目的があって分かった上で親を選んでいるのだから、責任の50%は子供にあるのだと。子供がかわいそうだと責められ続けて参っていた私にとっては優しい言葉でもあったが、同時に厳しい面もあるのだった。そうだよな、子供には子供の人格と計画があるんだ。私の意志で子供の人生を操作しようという意識は、たとえそれが「良い方に」というつもりであっても、傲慢だったかもしれない。 その上で、もちろん煙草はやめられるに越したことはない、じゃあそれを阻んでいるのは何かというと、まず完璧主義。これは摂食障害でもよく言われることだけど、とにかく理想が高くて100%でないものが許せない、完璧でない自分を責める気持ちが強い。それが自分を追い込んでしまうという面は確かにあると思う。そして自分を強く責めているからこそ、更に他人から責められると異様に腹が立ってしまう、これも大当たりだ。そもそも煙草吸ってても自分であんまり気にしてない人は、他人に何か言われても「あ、そお?」て感じで無反応だもんな。私は多分、自分の意志ではどうにもできないという無力感がすごく嫌なんだと思う。過食もそうだった。こんなに願って努力してもどうにもならない、その無力感に打ちのめされて両手を挙げて降参してるのに、なんでそこを攻撃するか卑怯じゃないかと他人に逆上するわけだ。 そしてまた煙草問題の陰には母親との関係もあるんじゃないかという話だったが、詳細が思い出せない。確かに私は父親のアル中やら暴力やら派手なあれこれに目を奪われて、母親との関係をあまり問題視せずに生きてきた。だけど数年前から「待てよ、母との関係も見つめ直した方がいいんでないか」という気がしていたのだ。というのも私は2歳だか3歳で失語症になり、その後言葉が戻ってきた時には日本語しか出てこなくなっていた。日本語は母の言語、英語は父の言語だ。父の言語を手放したということはつまり、父を捨てて母を選んだということだと私は思っている。母にひどい言葉を浴びせ暴力を振るう父を、私は敵と見なしていた。そして父が暴れている間いつも「母を守らなきゃ」と思っていた。夜中に怒鳴り声やガラスの割れる音で目を覚ますと必ず部屋のドアのところでじっと立って見ていた、母に何かあったら飛び出していこうと思っていた。実際には幼児が母を守れるはずなんかないけども、とにかくそう思って体を硬くして待機していたのだ。私は全面的に母の味方、母は私の絶対だった。それはつまり悪い面から取ると、盲目的な服従ということでもある。「悪」を全て父に押し付け、母は完全な存在と見なしていた、だけど全面的に悪だったり全面的に善である人間なんていないのだ、そこでもう既に歪んでいるのは明らかだ。もちろん反抗期には母の欠点ばかり目について散々責めたし反抗した、だけどそれでも抜けきれていない母からの洗脳(もちろん母が意識的にしたわけではないが)というのは多分にあるに違いない。私の中でどこかまだ、父を悪と母を善と見なしている部分がある気がする。今は両親とも仲良くしているが、やっぱり父に対して「よそのおじさん」的な距離感は濃厚にあるし、母とは普通以上に仲が良すぎるように思える。英語で話しかけられると異様に硬直するのも「敵の言語だ警戒せよ」という指令が出ているせいじゃないかと思う。イギリスに一人で一ヶ月行ったらあっという間に英語ペラペラになって帰ってきたが、帰宅して母の顔を見た途端にまた一切喋れなくなったというのも象徴的だ。空港に迎えに来た父と電車の中ずっと英語で話が弾んでいたのにだ、母に会ったらもうだめ、回路が閉じた。英語を話すことは、つまり私にとって母への裏切りなのだと思う。 で、この母との関係と煙草のつながりについてホメオパスが何と言っていたか詳細は忘れてしまったが、とにかく関係あるんでないかという話。あ、今タイトルを考えていて気付いた、無力と服従を無意識に並べて書いたが、つまり母に服従している無力感てことだろうか・・・?他にも便秘のことやら左ワキが臭かった話やら色々したんだけどほとんど忘れてしまった。このホメオパスは毎度話が盛り沢山すぎて全部覚えていられない、それが面白いんだけどね。ちなみに左ワキはReフレッシュメントスプレーであっさり解決した、3日風呂に入らなかった時でも全く匂わなかった。あれね、風呂上りに一度スプレーしとけば永遠に無臭なんじゃないかってぐらい効くよ。 【ほんじつの処方】 ■Psor 6c/200c (朝) 疥癬マヤズムのレメディー。妊婦にはお決まりの処方らしい。妊娠維持の他、カルマ払い的な意味もあるとか。鬱や不安、エネルギー不足による便秘にも。週に一度だけ200cを摂る。 ■Kali-P/Calc-P 12x(昼) 造血・血を浄化する。 流れに逆行する人、「普通」を受け入れられない人に。 ■Ameth 30c(夜1) アメジスト。下半身の安定、家の問題に。 ■Mag-c 30c(夜2) 父との平和を求める母親、逆らえない母親。 それを見て育った子供に。 ※妊婦には基本的に高いポーテンシーの処方をしないんだそうで、全体的に低めとなっておりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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