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なんとも不思議な植物『ビャッコイ』!!
24日福島テレビ サタふく ▽自転車でGO表郷は▽で「ビャッコイ」を紹介してました。 早速、表郷へ「ビャッコイ」探しに行ってきました。 「ビャッコイ」があると言う白河市表郷村金山(かねやま)は、飯島直子が勧める金山納豆がある所です。 表郷小学校の裏手の杉林の中にありました。
「ビャッコイ」と言うのは、かやつり草科の草で氷河期の名残りを今に伝え、世界でスウェーデンの一部と、白河市表郷村金山にしか自生していない大変貴重な多年草です。 ![]() ![]() 名付け親は、95年の生涯のすべてを植物研究に捧げた東京帝国大学の牧野富太郎博士です。 ヒャッコイ(この辺の方言で冷たい事)水辺に生えるから、ビャッコイになったかどうかはわかりませんが、発見された当時、これを鑑定した牧野富太郎博士が採取地を岩代国戸の口原(現会津若松市湊町赤井)と勘違いをして、会津の「白虎隊」と「い草」を組み合わせて命名したと言われています。 『ビャッコイは、清冽な清水の湧水口に自生する珍しい多年草である』と記され、県指定記念物となっています。
自生地は、こんもりとした杉林の中にあり、水がコンコンと湧いており、水温は常時10~12℃だそうです。 昨日は、晴れていて、木洩れ日がきらきらと水面に反射してきれいでした。 ビャッコイは小さくて細くて、よくどこにもあるような草ですが、日本では、ここにしか自生していないと思うと、何だか不思議な気持です。 この貴重なビャッコイも環境の変化により年々減少して来ているとの事です。 ぜひ保護してほしいと思います。 金山のビャッコイ自生地 白河市表郷金山字上谷地 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.25 07:29:02
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