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2日に1回のペースで事故!!
何とも恐ろしい記事が載っている! 福島原発事故から2年7か月が経った。 事故収束宣言後廃炉作業を東電にまかせっきり 毎日増え続ける汚染水の処理が後手後手に回って いる。 東京オリンピック招致のIOC総会で安部首相が 福島原発は安全だと世界に大嘘をついたが、 その後汚染水問題が明らかになった。 その後は報道の通りです。 しかし、2日に1回のペースで事故が起きている。 それも単純なミスである・・・。 それにはベテラン作業員が線量が限界に達し、 現場から去り、シロウトみたいな新人作業員 が作業しているからだそうです。 以下、『日刊ゲンダイ』2013年10月12日号に掲載 されているので紹介します。 2日に1回のペースで事故… 福島原発は「作業員が足りない!」 2013年10月12日 掲載 日当が減り除染にシフト 福島第1原発の港湾外の海水から高濃度の放射性物質が検出され、安倍首相の「完全にブロックされている」という発言が大ウソだったことが改めて証明された。福島原発はますます危険な状態になりつつある。 作業員が誤って注水ポンプを停止させたり、配管をいじって汚染水を流出させたり……“単純ミス”が頻発しているのだ。今月に入り、2日に1回のペースでトラブルが発生している。 事故多発の大きな原因は人手不足だ。事故直後、復旧作業は5000人態勢で当たっていたが、今では3000人程度に減っている。危険な福島原発から、作業員が逃げ出しているのだ。 「人が集まらない理由ははっきりしています。作業員の賃金単価が下がってしまったからです。かつて2万~3万円あった作業員の危険手当は、野田前首相の収束宣言以降、半分以下に減らされました。だから作業員は除染にどんどん流れています。国の事業である除染作業は危険度が低い割に、賃金単価は原発と同額かそれ以上もらえますからね」(「ルポ イチエフ」の著書があるジャーナリスト・布施祐仁氏) <大事故招きかねない人手不足> 人手不足だけでなく作業員の「質の低下」も深刻だという。事故から2年以上経ち、線量が限界に達したベテラン作業員たちが続々と福島原発を去っている。代わりにやってくるのがシロウトみたいな作業員。ボルトひとつきちんと締められない新人作業員もいるという。それが貯水タンクの漏洩事故につながっているらしい。 「人件費が下がれば作業員のレベルが下がるのは当然です。しかも、安倍政権は早くしろ、急げ、と現場にプレッシャーをかけ続けている。ただでさえ不慣れな作業員が、せかされたら、ミスもするでしょう。私が話を聞いた作業員は“キャパシティーを超えてる”と悲鳴を上げていました。今は比較的小さなミスで済んでいますが、いずれ深刻な大事故につながるのではないかと危惧しています」(布施祐仁氏) これから五輪の建設ラッシュで腕のいい作業員はますます福島原発からいなくなる。 汚染水は増える一方だしミスで復旧作業が進まない。こんな状況で五輪なんて開催できるのか。 . 『日刊ゲンダイ』 2013年10月12日 掲載 ≪関連記事≫ ◆ 作業員「線量パンクでポイ捨て」 福島第一、下がる士気 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.14 09:05:12
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