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カテゴリ:ボブ・ディラン
おっ母さんのマスクのことを心配すること以外、私の生活はあまり変わっていない。 少年がいなくなってしまったので、散歩はしていない。 毎日買い物に出るだけだ。 もちろん買い物先には線が引いてある。 一時停止。 子供のころ、この線を越えたら死んじゃうんだぞ、などとごっこ遊びをしたことを思い出す。 遊びじゃないんだよな。 原発が爆発したときはもうダメなのかなと思った。 それにゆっくりととどめを刺されたようだ。 こんなひどい事態は避けることができたはずだ。 オリンピックを口実に金儲けをしてきた連中にやられた。 放射能も新型コロナも目に見えない。 どこにいるのかわからない。 傷ついた動物のようにじっと丸くなってやりすごすしかない。 いつのことになるんだろう。 コロナが去った後。 もうかつての街はなくなっている。 がらりと時代が変わるのだ。 ▼幻泉館日録:時代は変わる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.21 19:06:32
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