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カテゴリ:日々の読書(コミックス)
以前、このブログで、うちの子が持っていた「モノノ怪 壱」を召しあげて読んだ感想を紹介したが、またまた「モノノ怪 弐」(蜷川ヤエコ :スクウェア・エニックス)を買っていたので、例によって召しあげて読んでみた。 「モノノ怪 壱、弐」(蜷川ヤエコ :スクウェア・エニックス) 主人公は、謎の薬売り。前回、見た感じは、かなり怪しいと書いたが、やっぱり怪しい。妖怪を退治する側だが、こいつも十分妖怪のように見える。今回も、前回の坂井家の化け猫騒動の続きだ。化け猫を倒せるのは、薬売りの持つ退魔の剣のみ。その剣を抜くためには、斬るモノの「形」、「真」、「理」を示す必要があるのだが、条件がそろったように見えても、なかなか抜けないのである。これは、真実が、なかなか明らかにならなかったからであるが、明らかになった過去の悲惨な出来事には、どう考えても化け猫側に理があると思う。 絵にしても、ストーリーにしても、あまり分かりやすくはないのだが、雰囲気で一気に読ませてしまうような、ちょっと変わった持ち味のある作品である。 ○「モノノ怪」公式サイトはこちら ○「モノノ怪 壱」の記事はこちら ○応援クリックお願いします。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら 風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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