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カテゴリ:日々の読書(コミックス)
怪物界の王女である「姫」が、血の戦士ヒロ、人狼とのハーフのリザ、吸血鬼の令裡たちといっしょに、怪物の王を目指してサバイバルゲームを戦っていくという、「怪物王女」(光永康則:講談社)の最新巻。 ○「怪物王女12」(光永康則:講談社) 収録されているのは以下の4編。 ・八岐王女 ・渦巻王女 ・猟奇王女 ・続・廃屋王女 「八岐王女」は、前巻からの続きで、邪神で蜘蛛少女の南久阿と共に、大陸から渡ってきた蛇神と戦うと言う話だ。これまで、色々といきさつのあった南久阿だが、この事件で、「姫」との間に一種の絆のようなものができたのだろうか。今後「姫」と兄弟たちとの戦いにどのように関わっていくのかが気になる。南久阿が、お供えのおはぎに注文を付けるところがなんともかわいらしく面白い。 「渦巻王女」では、なんだかよく分からない台風のモンスターが出てくる。有川浩の「空の中」に出てくる不思議な生物の親戚か? 「猟奇王女」では、ヒロの「男の娘」姿が初披露。なかなかの美少女ぶりだ(笑)。でも、このサイコなモンスターの正体っていったいなんだったんだろう。「姫」は「きさまの存在が何かなど知らぬ」つまり、「お前の正体なんてどうでもいい」と言っていたのだが、還ってそれが気になる。 「続・廃屋王女」は別の次元での、「姫」の戦い。「姫」が死んだという設定なのに、別の次元からまた「姫」が現れて、それは本筋のストーリーでの「姫」とも次元の違う「姫」で・・・考えるととってもややこしいので、考えないようにしよう(笑)。 「姫」たちの王位継承権をめぐる争いも佳境に入ってきたようだ。この後の展開が気になる。 ○ランキング今何位? ○関連過去記事 ・怪物王女11 ○姉妹ブログ ・「文理両道」 ・「本の宇宙(そら)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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