震災後、野山の恵みを使う時にも
測定して、よく洗って とても神経を使わなければならなくなりましたが
今年も 我が家の庭の八重桜の塩漬けをつけこむことができました。
漬け込むと香が良くなるのは
クマリンという香の成分が生成されるから。
私たち日本人には
桜はとても大切な役割のあるアロマです。
今度、贅沢にお風呂にも使ってみたいと思います。
いつもは、塩のまま、粗く刻んで、ごはんに混ぜ込んで桜ごはんや おいもやおからのサラダにしています。
いつも、カンに任せて漬けていますが
今年は3キログラムの八重桜をよく洗って水を切ってから
大きな袋で シママース1キロと、赤梅酢300ccをざっと混ぜ
空気を追い出しながら、軽く袋の口を縛り
重石をして 時々混ぜながら一晩置いて
たっぷり水分がでたところで
ガラス瓶に移し、更に、表面を塩で覆うようにしました。
表面がカビないように 時々表面を塩で覆いながら
1〜2ヶ月冷暗所に置くと
良い香に出来上がります。
私は、そのまま翌年までつかいますが
土用に、梅干しのように、干すと
水分も飛んで、日持ちもよくなるようです。
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ふわりと心地良く独特の上品な芳香を持つ桜の香り。
あの独特の香りの主体はクマリンという成分。
生の桜の花や葉からはあの香りはしないのです。
「塩漬け」にされると糖が分離してクマリンが生成され
甘い香りを放つ状態になります。
この桜の成分クマリンには血液をサラサラにして
血行を促進する作用があります。
桜の香りは冷え性・腰痛・関節痛の改善に効果
を発揮するのだそうです。
桜の香りで血行促進