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先日、ウチに届いていた某フリーペーパーに、次のような良い話が載っていたので、今日は、みなさんにご紹介したいと思います。
------------------------------------------------------------------------ 岡山であった実話です。山あいのある町で行われた葬式に3千人もの人が集まったという話。亡くなったのは、その町のごくごく普通のおばあさん。地元の知名士でもなければ、実業家でもない。そんな普通の人の葬式に町の人口7千人のうちの半数近くが、参列したというから驚きだ。不思議に思った新聞社の記者が、その理由を調べていくうちに次のようなことがわかったという。そのおばあさんは、元教師で。教え子が、町にたくさん住んでいたとか。そのおばあさんが、買い物をする時、教え子のやっている店でしか、ものを買わなかった。たったそれだけのことを、亡くなるまで、ずーっと何十年もやり続けた。ただそれだけ。新聞記者が、色々と調べても他の理由が見当たらないというのだ。(以下略) --------------------------------------------------------------------- 教え子の店の常連だったというだけでは、3千人もの人は来なかったはずです。きっと、店と客、元教師と教え子という関係を超えた何かがあったとしか思えません。おばあさんの長年とってきた行動は、おばあさんには、当然のこと、何でもないことだったのでしょうね。でも、町の人にとっては、それだけではない何かがあった。感動させる何かがあったのでしょうね。 自分が【何でもないこと】と思ってして来た行動でも、何十年も続けたことで、【何でもないこと】ではなくなってしまった。そんなおばあさんの人徳が、町の人たちをそうさせずにはおかなかったのでしょうか。 人は亡くなったとき、どれだけの人が悲しんでくれるか、何人の人が葬儀に来てくれるかということで、生前の行いが判断できるのですね。 それにしても、3千人とはスゴイと思います。 しかもおそらくこの場合は、決して付き合いで来た人なんかじゃなく、 心から悲しむ人で一杯だったのでは? 私の場合は、何人来てくれるかなぁ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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