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今日もまた助けて頂いた。
卸屋さんのKさんとYさんのコンビに・・・。 現場は、店舗の内装工事の特殊な納まり。 通常のガラス工事は、枠の取り付けが終わった後、 採寸し、ガラスを発注もしくは切断するが、 何も無い状態から、図面を書き、寸法を出し、 枠とガラスを同時に発注するという、考えてみれば非常に恐ろしい工事。 しかも、枠はステンレスの特注品を加工会社に発注。 (アルミと違って、簡単に加工が出来ない) そして使うガラスも一枚は強化ガラス、 もう一枚は強化ガラスのペアガラスというゼッタイにやり直しのきかないガラス。 (こちらも、切ったり加工したりすることが出来ない) つまり失敗はゼッタイに許されない工事。 しかも、オープンが来週早々。今日出来なければ間に合わない。 そして、枠、ガラスのいずれかでも間違っていた時点でアウト。 精神的に非常に良くない工事なのだった。 「この二人に任せておけば、間違いない。」とは思っていたが、 それでも、何が起こるかわからないのが現場。 だから、枠が取り付き、ガラスが無事はまった時は、正直ホッとした。 私としては、 こういう店舗の仕事は、本来なら丁重にお断りする仕事なのだが、 いつもお世話になっているお客様からの依頼。 難しいことがわかっていてもなかなか断れない。 そしてそのときに必ず浮かぶ頼りになるふたりの顔。 だからこそ引き受けることが出来るとも言えるのだ。 KさんとYさんなら何とかしてくれる。 ま、人を頼る私も私だが・・・。 ふたりとも、もう定年前。だから年季が入っている。 技術的なことは、同社の他の誰よりも上だ。 というか、他の若い者は足元にも及ばない。 当然、私も。 これまで何度となく助けられて来た。 つくづく思う。 助けられて仕事をしている。 もっと言えば、 誰かのおかげで、生きている。生きていくことが出来る。 本当に、ありがとうございます。 はてさて、 KさんとSさんが定年退職を迎えたら、・・・うーん、どうしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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