ヤラレル前に手を打て！

仕事を覚える気がないのか？」
と、卸屋さんのベテラン（もうすぐ定年）の社員さんが言う。

この方ともうひとりベテランの人がいるのだが、
この方々には、幾度となく助けられたし、いろいろと教えて頂いた。
今日もそうだった。


「最近のワカイモンは・・・。」
私が見ても確かにそうだ。
・・・ということは、私も年取った証拠なのだ。

毎日、決まった仕事をただこなす、だけ。
空いている時間に何かを学ぼうという気がない。
だから、ちょっと変わったことを頼むと出来ない。１から１０まですべて教えてやらないとできないし、やろうとしない。
完全に指示待ち。
だから「自分がやった方が（結局）早い。」とその人は言う。

確かにそう。
「だから余計に若いモンが育たない。わかっちゃいるけど、でも・・・。」とも言う。
わかります、わかります、その気持ち。


最近の若いモンのすべてがそうなのでは決してないけど、
少なくとも、私の知る彼らはそうなのだ。

同じ会社でいつもそばにいて教えてもらえるのに、
勿体ないなぁとつくづく思うのだ。


誰でもできることは、はっきり言って、誰でもできる。

すぐには出来るようにはならないけど、でも、これが出来たら・・・
みたいなことを覚えようではないか！
そこにこそより大きな価値があるのであって、それこそが仕事のやりがいになるのダ。
￥ねえ、そこの若い人・・・。

かつては、私もそんな「最近の若いモン」だったはずではあるのだが・・・。