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テーマ:自然科学・技術・工学(685)
カテゴリ:殺人のいざない
マイクロ波が心臓の鼓動に与える影響は
1960年代にロシアの研究者たちによって、 ウサギ、そして、カエルを使った実験によって確認された 半数のカエルの心臓で不規則なリズムが確認され その中の一例では、不規則なリズムの後に 心臓の活動が停止した これが、バッテル研究所のレポートが紹介した マイクロ波が発作を起こす可能性を指摘した その元となった実験だ しかし、その後のアメリカの研究者達の研究により、 この結果には疑問が投げかけられた 心臓の心拍数に影響を与えるのは、低レベルの照射では認められず その効果が、現れるのは熱効果が生じる程度のレベルの高い マイクロ波のみというのだ だが、その後の研究展開を見てみると この照射は、やや低いレベルでは生じなくても、 逆に、極めて低いレベルのマイクロ波で発生するようだ フレイらが1986年にカエルを使った実験では、 3マイクロワット/平方センチメートルという極小レベルでの 効果を観察している 周波数、出力、更に鼓動リズムのどの部分に、マイクロ波を シンクロさせるかという、さまざまな実験の条件によって 結果は異なってくるようだ・・・ マインド・コントロールの拡張 から抜粋 松本清張 という小説家が、 超音波を使ったトリックによる 殺人事件をかいて、 一部のファンから ”トリッキー” と言われている 今度は、マイクロ波を使った心臓発作 による事件をかく小説家が現れるだろうか? けれど、このトリックを使ったところで、 誰が科学的にそれを実証出来る? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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