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マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

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2008年02月07日
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カテゴリ:DVD視聴記
[1] DVD視聴記


  映画「チーム・バチスタの栄光」のチェーン・リアクションで、

   「医龍-Team Medical Dragon-」(2006年4月13日~6月29日,フジテレビ系列)

   

  をレンタル。
  昨日、今日と二日かけて、全11話を視聴。   
  原作は未読。

  勧善懲悪、熱血医療ドラマ。
  一人の天才外科医と、彼の元に集った仲間たちの医療現場での活躍を描いた物語。
  あるいは、「坊ちゃん」とバカにされてきた新人研修医の医療現場での成長物語。
  もしくは、野心的な大学病院助教授の白い巨塔及び、改心(転向)物語。

  二部構成となっており、前半6話までが第一回バチスタ手術(日本最初のバチスタ手術)
 を目標としたパーティー編成、後半5話で大学病院内の権力闘争の代理戦争としてのバチ
 スタ手術が、描かれている。

  盛り上がりどころは、やはり手術シーン。
  時代劇で言うところの、チャンバラシーンに相当。
  ただそこがピークとなりすぎて、それ以外の人間ドラマがやや地味で、見劣る。
  観ていてダるい時、多々。
  「早く手術シーンに入ってくれ」と思いながら観てしまう。

  物語自体にそれほどの感動はないけども、一話一話、あるいは術後のカタルシスは凄い。
  圧倒的。時代劇以上。ここまでカタルシスにひたれるドラマって、あんまり無いかも。

  分かりやすく、お手軽な勧善懲悪もの、英雄活躍譚を観たい人にはお薦めのドラマ。
  映画「チーム・バチスタの栄光」とは、題材は同じでも全く物語の方向性が違うので、
 どちらがどうという話でもない。  





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最終更新日  2008年02月08日 01時14分04秒
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